「指定されたデバイス名は無効です。」と表示される原因と回避方法

Windows,Windowsの操作

Windowsを使用していてファイルの保存をしようとした際、

指定されたデバイス名は無効です。

上記のように「指定されたデバイス名は無効です。」と表示されたことはありませんか。特定の条件を満たしてしまった場合、上記メッセージが表示されてしまいます。いったいなぜこのようなことが起こるのか。原因と回避方法をご紹介。

OS側で既に予約されている名前を使用したのが原因

OS側(Windows / MS-DOS)で既に予約されている名前を使用すると、「指定されたデバイス名は無効です。」というエラーが表示されます。このエラーは『.exe』だろうと『.jpg』だろうと、どんな拡張子にも適用されます。また、拡張子なしでもエラーとなります。

OS側で予約済みの名前一覧がこちら。

  • AUX
  • COM0、COM1、COM2、COM3、COM4 ~ COM9
  • CON
  • LPT0、LPT1、LPT2、LPT3、LPT4 ~ LPT9
  • NUL
  • PRN
    (※大文字・小文字問わず)

これらの名前を使用してファイルを保存することは、Windowsの仕様上できません。もしエラーが発生した場合は、上記の名前を使用していないかご確認くださいませ。このエラーの回避方法は非常に簡単です。上記の名前を使用しなければOKです。

このことを知らないで「指定されたデバイス名は無効です。」なんて表示されるといったい何事かと驚きますよね。自分は驚きました。でもご安心ください。お使いのPCは正常です。

Windowsさんももう少しユーザーにわかりやすく、「このファイル名はOS側で予約されているため使用できません。別のファイル名を指定してください。」といったような案内をしてくれればいいのですが/(^o^)\