衝撃の16fps動作!?綺麗だけど激重なサイバーパンク2077のパストレーシング映像公開
NVIDIAは、サイバーパンク2077を『Ray Tracing: Overdrive Mode』で動作させた映像を公開しました。
『Ray Tracing: Overdrive Mode』とは、2023年4月11日(現地時間)にサイバーパンク2077に新たに実装されるレイトレーシングモード。『Ray Tracing: Overdrive Mode』は、パストレーシングと呼ばれる技術が使われており、ゲーム内のすべての光源をシミュレートして、光や影、反射が生成されます。
噛み砕いて言うと、既存のレイトレーシングよりもさらにリアルで綺麗だけど激重な技術です。イメージとしては以下のような具合です。
左から、パストレーシング、レイトレーシング、ラスタライズ(non RT)
で、どれくらいの激重かと申しますと、GeForce RTX 4090を使用しても4K解像度で16 fpsとかになります。その映像がこちら。
『Ray Tracing: Overdrive Mode』を有効にすると、最も重い車での移動シーンにおいては16 ~ 17 fpsを推移しています。
しかしながら、DLSS 3を有効にすることでフレームレートは127 ~ 131 fpsへと大幅に改善しています。『Ray Tracing: Overdrive Mode』を使用するにあたってはDLSS 3が必須と言えそうです。