Valve、Counter-Strike 2の誤BAN解除を開始。Anti-Lag+ドライバのチェック機構を実装

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Counter-Strike 2

Valveは、Counter-Strike 2における誤BANの解除を開始しました。

Radeon RX 7000シリーズ環境においてAnti-Lag+を使用すると、Anti-Lag+がゲームのアンチチートプログラムに引っかかってCounter-Strike 2Apex Legendsで誤BANされるという問題が発生しています。

Valveはこの誤BAN問題に対処するべく、Counter-Strike 2に以下のアップデートを実施しました。

Counter-Strike 2 Release Notes for 10/19/2023

  • 互換性のないAMDグラフィックスドライバが使用されていないか、起動時のチェックを追加しました。影響を受けたプレーヤーのBANの解除を開始します。
  • Windows11において、オートHDRでスモークが断続的に消えるバグを修正しました。
  • その他のバグ修正を行いました。
[Source: Counter-Strike 2

Valveによると、AMDグラフィックスドライバ(AMD Software)のチェック機構を実装したとのこと。詳細は書かれていませんが、おそらくはAnti-Lag+を使用できるドライバを弾いたり、何かしらの警告文を表示する仕組みかと思われます。また、この実装に伴って、誤BANされたユーザーのBAN解除を開始したとのことです。

X (旧Twitter)上では誤BANされたユーザーからBANが解除されたとの報告が出ています。

誤BANを解除されたXユーザー

BANが解除されたとのメッセージ


BANを解除してくれてありがとうございます。

「Counter-Strike 2のVAC BANが解除されました」

今回の騒動を受けて、AMDはドライバからAnti-Lag+を一時的に削除しました。現在公開されている最新のAMD Software: Adrenalin Edition 23.10.2ではAnti-Lag+が無効化されています。

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Posted by にっち