Windows XPや2000をノーガードでネット接続するとどうなるの?
Windows XPやWindows 2000をノーガードでインターネットに接続するという実験が行われました。これらの古いOSをノーガードでネット接続するといったいどうなるのでしょうか。
この実験を行ったのはYouTuberのEric Parker氏。Windows XPのファイアウォールを無効化して、アンチウイルスソフトを使用せずにノーガードでインターネットに接続したところ、わずか数分で『conhoz.exe』というマルウェアが勝手にインストールおよび実行されました。
その後も、トロイの木馬やバックドアなど複数のマルウェア・ウイルスがインストールされ、『admina』という名前のアカウントが勝手に作成されたり、FTPサーバーを立てられたりしました。
アンチウイルスソフトのMalwarebytesを使用してPCをチェックしたところ、少なくとも8つのマルウェアに感染していることがわかりました。
Windows 2000でもノーガードでインターネットに接続したところ、こちらも同様にマルウェアがインストールされて、最終的にはブルースクリーンエラー(BSoD)でOSがクラッシュするようになりました。
Eric Parker氏はWindows7でも同様の実験を行いましたが、こちらは何時間経ってもマルウェアに感染することはありませんでした。