クラシックOutlookがハング・フリーズする不具合。IME使用環境で発生。対処方法・回避策あり [Update 1]
Microsoftは、クラシックOutlookがハング・フリーズ(固まる)不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
クラシックOutlook (『Outlook (new)』以前のOutlook)において、テキストを選択して[CTRL] + [C]キー(コピーショートカット)を使用すると、Outlookがハングしたりフリーズする場合があります。
この不具合は、以下の条件のいずれかを満たすと発生します。
- 日本語を含むIME (Input Method Editor)を使用する環境
- Outlookがバージョン2409 (Build 18025.20096)以上の場合
対処方法・回避策
この不具合にお困りの場合、一時的な対処方法・回避策として、以下のいずれかをご検討ください。
- 以前のIMEに戻してください。以前のIMEへの戻し方は、『設定』 → 『設定の検索』(検索ボックス)に『日本語』と入力して、候補として出てくる『日本語 IME の設定』を選択 → 『全般』 → 一番下にある『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』のトグルを『オン』に変更
- Outlookのバージョンを以前の2408に戻してください。戻し方は、コマンドプロンプト(管理者として実行)を開いて、以下のコマンドを1行ずつを貼り付けてエンターを押してください
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.17928.20156
これで本不具合は発生しなくなります。
Update 1: 修正 [2025/1/14] [New]
Microsoftは、本不具合を修正したことを発表しました。詳細は以下の記事をご覧ください。
クラシックOutlookがフリーズする不具合、やっと修正。2024年9月頃から発生していたバグ。ただし、修正の配信はまだ先