中国税関、体中に239個のCPUを貼り付けた男性を摘発。密輸を阻止。『歩くCPU』再び
中国の税関は、体中に239個のCPUを貼り付けて密輸しようとした男性を摘発しました。中国語圏メディアのMydrivers.com (快科技)が報じました。
言うまでもなく密輸は禁止された行為だが、利益を得るために、携帯電話やCPU、メモリなどの小型製品を体に隠して入国しようとする者がいる。しかし、税関の職員の目をごまかすことはできない。 中国税関総署は、239個のCPUを密輸しようとした男性を摘発したことを発表した。 2023年3月16日20:10頃、黒いゆったりとした服を着た男性が税関の無申告通路を通って入国しようとした。しかし、体つきが不自然に異常にがっしりしていたため税関職員が呼び止めた。 職員が検査したところ、男性の腰と服、左右の大腿部には梱包された大量のCPUが貼り付けられていた。 公開された写真にはIntel第13世代Core i5-13400Fが写っていた。 [Source: Mydrivers] |
体中にCPUを貼り付けて密輸しようとした事件は2022年3月にも起こっており、このときは160個のCPUが押収されました。また、このときの犯人を『歩くCPU』と呼んで事件が公表されました。
あれからちょうど1年、またしても『歩くCPU』事件が起こり、今回も摘発されました。今回、摘発された男性がその後どうなったのかは書かれていませんが、まず間違いなく逮捕されているでしょう。