Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月11日配信のWindows10 v1903用KB4515384を適用後、一部環境でスタートメニューが開かなくなったり、タスクバーのサーチが正常に機能しなくなるという不具合が発生しています。

< Update 1: 現時点ではKB4515384に原因を見つけられず [2019/9/21更新]
が、Microsoftの調査結果によると、現時点ではKB4515384を起因とする不具合は見つけられなかったとのことです。

Win10
バージョン
不具合発生KB修正KB不具合内容
v1903KB4515384
(2019年9月11日公開)
-

【不具合概要】
一部のユーザーからスタートメニューとWindows Desktop Searchに関連した問題を抱えているとの報告を受けています。


【調査結果】
現時点ではKB4515384を起因とするこの不具合は見つけられませんでした。これらの挙動については引き続き注視していまいります。検索に問題がある場合は以下のページを参照してください。

Fix problems in Windows Search(英語)
Fix problems in Windows Search(日本語 注:機械翻訳)

v1809--

v1803

--

v1709

--

v1703

--

v1607

--
v1507--

ではこの不具合は何がトリガーになっているのかというと、Microsoftもお手上げのようで、トラブルシューティングのページを案内するに留めています。

< Update 2: 修正 [2019/9/21更新]
この不具合は2019年10月25日公開のKB4522355にて修正されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【アプデ/10】 v1903用KB4522355公開。スタートメニューの不具合修正

更新履歴
① MSが調査結果を発表。それに伴い記事内容を修正・加筆。
② 2019年10月25日公開のKB4522355にて修正。その旨加筆。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月16日付けで公開されたWindows Defender用KB4052623を適用後、Windows Defenderでクイックスキャンおよびフルスキャンを行うと、数個から数十個のファイルしかスキャンされないという不具合が発生しています。

また、この不具合はWindows10 / 8.1のWindows Defenderだけでなく、Windows7にMicrosoft Security Essentials(MSE)をインストールしている場合にも同様の不具合が発生するとの報告も出ています。

この不具合について、Microsoftからの発表はまだありません。

< Update 1: 修正 [2019/9/19更新]
2019年9月19日午前中に配信された『Windows Defender Antivirus のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム - KB2267602 (バージョン 1.301.1684.0)』適用後に不具合が発生しなくなったとの報告が複数出ており、無事修正された模様です。この不具合にお困りの方は、定義のバージョンが1.301.1684.0以上になっているかご確認くださいませ。

Windows,WindowsUpdate

2019年9月11日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 6: サービススタックアップデートに不具合 > [2019/9/12更新]
サービススタックアップデートは、最新の更新プログラム適用前に適用しておくことをMicrosoftは推奨しています。が、今月度のWin7用サービススタックアップデートKB4516655を、今月度の『セキュのみ』または『ロールアップ』の適用前に先に入れると、環境によっては今月度の『セキュのみ』および『ロールアップ』が入らなくなる不具合が発生しています。詳細な発生条件はわからず、また、翌月度以降にも影響を及ぼすのかは不明です。

当ブログでは二人の方からこの不具合が発生したとの報告をいただいています。この不具合が発生するとKB4516655のアンインストールができず、システムの復元を行って復旧するしかなかったそうです。もし、この不具合が発生してお困りの場合はシステムの復元をお試しくださいませ。

自環境ではSHA-2 v3(KB4474419) → サービススタック(KB4516655) → 『セキュのみ』の流れで検証してみたところ入りました。入らない条件が謎ですね……。今のところ阿鼻叫喚にはなっていないので環境依存の可能性が高いのかも?

< Update 7: 7用セキュのみにKB2952664同梱&CEIPタスク復活 [2019/9/13更新]
Win7用『セキュリティのみ』KB4516033にテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれていることが判明しました。

テレメトリを回避している方はお気をつけくださいませ。インストールした場合はKB2952664の影響かカスタマーエクスペリエンスのタスクも復活します。詳細はKB4516033の項目をご覧くださいませ。なお、Win8.1用『セキュリティのみ』KB4516064にはKB2976978(8.1版KB2952664)は含まれていません。

追記
Win8.1用『セキュリティのみ』KB4516064のパッケージの詳細にKB2976978(8.1版KB2952664)が含まれているとは書かれていませんが、KB2976978に内包されているテレメトリファイルCompatTelRunner.exeなどが入っていることが判明しました。Win8.1でも同様にカスタマーエクスペリエンスのタスクが復活します。

以下、2019年9月11日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Win7/8.1用サービススタックアップデートを加筆。それに伴い本文を修正。
② KB2952664が同梱されている旨を加筆。
③ Win7用サービススタックアップデート32bitの直リンクが64bitになっていたのを修正。ごめんなさい。
④ Win7用サービススタックアップデートの不具合を加筆。
⑤ サービススタックアップデートの不具合の文章を若干変更。環境によって発生したりしなかったりする模様。
⑥ サービススタックアップデートの不具合の文章を若干変更。
⑦ 7用セキュのみKB4516033にCEIPのタスクが復活する旨を加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年8月31日に配信されたWindows10 v1903用KB4512941を適用後、一部環境でCPU使用率が高くなったまま戻らなくなる不具合発生していました。

2019年9月11日に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Win10
バージョン
不具合発生KB修正KB不具合内容
v1903KB4512941
(2019年8月31日公開)
KB4515384
(2019年9月11日公開)

【不具合概要】
v1903環境にて、タスクバーの検索からWeb検索を無効にしているとSearchUI.exeのCPU使用率が高くなり戻らなくなる。


【回避策】
左記の修正KB(またはそれ以降のKB)を適用する。

v1809--
v1803--
v1709--
v1703--
v1607--
v1507--

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年8月31日に配信されたWindows10 v1903用KB4512941を適用後、一部環境でCPU使用率が高くなったまま戻らなくなる不具合が発生しています。アイドル中だろうとなんだろうと、以下の画像のようにCortanaのプロセス(SearchUI.exe)がCPUを食い続けます。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年8月14日に配信されたWindowsUpdateを適用すると、Windows10全バージョンにて、VBVisual Basic 6 (VB6)で作成したアプリケーション、Visual Basic for Applications (VBA)で作成したマクロ、Visual Basic Scripting Edition (VBScript)で作成したマクロやアプリケーションが応答しなくなり、『invalid procedure call error.』と表示される場合があるという不具合が発生していました。

2019年8月17日以降に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Microsoftは、2019年7月27日公開のWindows10 v1903用更新プログラムKB4505903を適用後、Bluetoothスピーカーに不具合が生じることを発表しました。

Microsoftによると、不具合が発生する条件は、内蔵スピーカーを搭載したPCでBluetoothスピーカーも使用しているWindows10 v1903環境。その環境では以下のいずれかの症状が発生し、デバイスマネージャの『Microsoft Bluetooth A2dp Source』にビックリマークが付くとのことです。

[ 症状 ]

  • Bluetoothスピーカーがコンピュータに接続できない。
  • Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、低品質なサウンドが出力される。
  • Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、サウンドはBluetoothスピーカーからではなく内蔵スピーカーから出力される。

この不具合が発生した場合の修正方法は簡単です。コマンドプロンプト(管理者権限)を開き、以下のコマンドを入力して、

sfc /scannow

エンターを押し、完了後に再起動すると直るとMicrosoftは案内しています。

と、ここまでがMicrosoftの案内で、以下、余談になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年8月14日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 9: 2019年8月度適用前に必読 > [2019/8/26更新]
IA-64またはUEFIブートx64環境でWin7が起動不可能になる不具合について、日本Microsoftが別ページを作成してより詳細な情報を公開しました。KBページで公開された初版の内容は間違っていましたが、2019年8月26日時点でKBページに公開されている第2版の内容も正確性に欠けることが判明しました。

2019年8月度のWin7用更新プログラムを適用前に、必ず適用しておくべき必須のKBが3つあります。この前提を無視した場合、環境によってはWindowsが起動不可になります。

日本Microsoftによって別ページで公開されたこの不具合の詳細は以下になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年8月18日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年8月21日(水)が配信予定日ですが、非常に珍しく早めに配信されてきました。憶測ですが、8月度のWU適用でVB関連が死亡する不具合が発生していたため、これに対処するために早めに配信されたのかもしれません。

今回の『プレビュー』にはVB関連の不具合修正が含まれています。KBのページにはそんなことは一言も書いていませんが、ロールアップ系は累積されるため過去の修正が含まれています。既知の不具合からもVB関連の不具合については削除されました。

『ロールアップ』勢は先日MSカタログに公開されたVB修正パッチKB4517297(7用) / KB4517298(8.1用)を適用してもいいですし、今回の『プレビュー』を適用してもVB関連の不具合は修正されます。ただ、『プレビュー』はあくまでプレビューのため、人柱的なパッチであることには注意が必要です。

< Update 2: 適用前に必読 [2019/8/26更新]
IA-64またはUEFIブートx64環境でWin7が起動不可能になる不具合について、日本Microsoftが別ページを作成してより詳細な情報を公開しました。各KBページで公開された初版の内容は間違っていましたが、2019年8月26日時点でKBページに公開されている内容も正確性に欠けることが判明しました。

2019年8月度のWin7用更新プログラムを適用前に、必ず適用しておくべき必須のKBが3つあります。この前提を無視した場合、環境によってはWindowsが起動不可になります。

日本Microsoftによって別ページで公開されたこの不具合の詳細は以下になります。

Windows,WindowsUpdate

2019年8月21日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

Windows,WindowsUpdate

Windows7に更新プログラムをインストールしようとした際、一部の環境によってはエラーコード80096010やエラーコード80092004が発生して正常にインストールができない場合があります。このエラーが発生した際の対処方法がMicrosoftより案内されました。

対処方法は至って簡単です。

  1. 以下のKB4474419(SHA-2)とKB4490628(サービススタック)を入れる。 (ダウンロードはファイル直リンクよりどうぞ)
    KB4474419(Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
    KB4490628 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
  2. その後、失敗した更新プログラムをインストールする。

WindowsUpdateに失敗したりする場合は、上記KBがインストールされているかご確認の上、お試しくださいませ。

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1903 May 2019 Updateに新たな既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、Intel RSTドライバのバージョン15.1.0.1002と15.5.2.1053に、v1903との互換性の問題があるとのこと。そのため、問題のあるバージョンを使用している環境には自動でv1903は降ってこず、また、手動でv1903を適用しないよう、Microsoftは案内しています。

なお、Intel RSTドライバ15.5.2.1054以降は互換性があるため、問題なくv1903を適用できます。Intel RSTをお使いの方はバージョンにお気をつけくださいませ。

< Update 1: 修正 >
Microsoftによるとこの不具合は2019年8月31日公開のKB4512941にて修正されたとのことです。

関連記事
【Win10】 Windows10 v1903 May 2019 Updateの不具合情報等の記事一覧

Windows,WindowsUpdate

2019年3月20日3月27日4月4日に配信されたWin10への移行を促す通知表示パッチKB4493132ですが、本日、7月24日に再々々度配信されてきています。通知を表示させたくない場合はインストールしないようお気をつけくださいませ。サクッと非表示入りにしておきましょう。

関連記事
【アプデ/7】 KB4493132を適用するとどんな通知が表示されるの?非表示にする方法は?

約3ヶ月ぶりとはいえ今回で4回目。なかなかにしつこい配信っぷりですね……。

Windows,WindowsUpdate

2019年7月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

< Update 3: テレメトリタスクが復活 [2019/7/11更新]
メッセージにて、今月度のWin7用更新プログラムを適用後、カスタマーエクスペリエンス関連タスクが復活するとの情報をいただきました。詳細はWin7用『セキュリティのみ』KB4507456またはWin7用『ロールアップ』KB4507449の項目をご覧くださいませ。

< Update 4: 7用セキュのみにKB2952664が同梱 [2019/7/11更新]
Win7用『セキュリティのみ』KB4507456にテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれていることが判明しました。

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テレメトリを回避している方はお気をつけくださいませ。なお、Win8.1用『セキュリティのみ』KB4507457にはKB2976978(8.1版KB2952664)は含まれていません。

< Update 5: IEの不具合修正パッチKB4510979公開 [2019/7/19更新]
MSカタログ勢向けにIEの不具合を修正するパッチKB4510979が公開されました。不具合にお困りの方はダウンロードをどうぞ。リンクはWin7系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』の項目をご覧くださいませ。

以下、2019年7月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Win8.1用.NETセキュのみKB4507413の32bitの直リンクが64bitになっていました。2019/7/10AM08:49時点で32bitへと修正いたしました。ごめんなさい。
② Win8.1用Flashアップデートの項目を削除。誤って6月度のものを掲載していました。ごめんなさい。2019/7/10AM10:00時点で7月分はまだ配信されていません。 | Win8.1用サービススタックアップデートKB4504418を加筆。
③ Win7でテレメトリタスクが復活する旨を加筆。
④ Win7用『セキュのみ』KB4507456にテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれている旨を加筆。
⑤ MSカタログ勢向けWin7/8.1用IEの不具合修正パッチKB4510979を加筆。