Win10チューニング,WindowsUpdate

Microsoftは同社ブログにて、Windows10 v1803のサービス終了の告知を行いました。対象となるエディションは一般向けとなるHomeおよびPro。v1803は2019年11月12日(日本時間で11月13日)の月例をもってサービス終了となり、以降はセキュリティパッチなどが提供されなくなります。

引き続きセキュリティパッチを受け取るために、新しいバージョンに更新することをMicrosoftは推奨しています。

<Windows10ライフサイクル> (※日付は現地時間。日本時間は+1日)

OSバージョン提供日Home / Pro
サービス終了日
v19032019年5月21日2020年12月8日
v18092018年11月13日2020年5月12日
v18032018年4月30日2019年11月12日

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年10月9日に配信されたWindows10各バージョン用更新プログラムの修正内容に以下の一文が含まれています。

  • 印刷ジョブの処理にJavsScriptエンジン(jscript.dll)を使用するアプリケーションおよびプリンタドライバの問題に対処します。

2019年9月24日の更新プログラムより印刷が正常に行えなくなる不具合が発生し、10月4日の更新プログラムで直したとされていましたが、その後も印刷が正常に行えないという不具合報告は続いていました。そして今回の更新プログラムにこの一文。どうやらと言いますか、やはりと言いますか、10月4日の更新プログラムは不完全だった模様です。

10月9日分の更新プログラム公開から約18時間経過時点では、10月9日分の更新プログラムを適用して印刷の不具合は発生しなくなったとの報告がチラホラ出ています。印刷の不具合は無事修正された模様です。

以下、各バージョン用KB等、情報のまとめになります。

Windows,WindowsUpdate

2019年10月9日に公開・配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。

以下、2019年10月9日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)

更新履歴
① Win8.1用サービススタックKB4521864を加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

Windows10 v1903をクリーンインストールして更新プログラムを当てた直後、スタートメニューが開かなくなりました。サードパーティソフト等、何も入れていないまっさらな状態にも関わらずです。これは酷い。

具体的には2019年9月11日公開分のKB4515384を適用したあとにスタートメニューが開かなくなりました。このKBは自分以外にもスタートメニューが開かなくなるという報告が出ていましたが、Microsoftも原因を特定できずにいます。

自環境では以下の方法で直りました。

Windows,WindowsUpdate

2019年10月4日、Microsoftは、先日のIE11の脆弱性修正パッチおよびロールアッププレビューから発生している印刷に失敗する不具合を修正した『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』および『ロールアップ』を定例外で公開・配信しました。

Microsoft Updateカタログ勢は『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』を、WindowsUpdateクライアント勢は『ロールアップ』をご利用くださいませ。

備考: 今回公開分のパッチにもIE11の脆弱性(CVE-2019-1367)に対する修正は含まれています。印刷に失敗する不具合のせいで先日のパッチを未適用の場合、わざわざ先日のパッチから順番に適用する必要はありません。『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』および『ロールアップ』は過去の修正が累積されますので、今回の分だけ適用すればOKです。先日の分を既に適用済みの場合、特に何も気にせずそのまま上書きでOKです。

< Update 2: 不具合続行 > [2019/10/5更新]
修正が不完全なのか、HPやリコーなどの一部プリンター環境でまだ印刷に失敗する不具合が発生するとの報告が複数件出ています。もし、印刷が上手くいかない場合は以下の当初の回避策をお試しください。

  • 【修正KB公開前の当初の回避策】
    印刷を再試行すると正常に印刷できる場合があります。

    再試行しても印刷できない場合、デバイスの再起動を行ってください。v4プリンタードライバーを使用している場合は、v3プリンタードライバーを使用することでもこの不具合を回避できます。

これでも上手くいかない場合は、現状、不具合が発生するKBをアンインストールする以外に方法はなさそうです。

以下、2019年10月4日公開・配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。

更新履歴
① 備考を加筆。今回のパッチは先日のパッチから印刷の不具合が修正されたv2的な認識でOKです。
② 一部環境で不具合続行中。完全には修正されていない模様。その旨加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月24日以降のWindows10用更新プログラムを適用すると、印刷に失敗したりキャンセルされる不具合が発生していました。

2019年10月4日に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。(※一部環境で未だ不具合続行中。詳細は記事下部のUpdate 2参照)

Windows,WindowsUpdate


(Source:Microsoft 1 / 2 / 3)

2018年9月6日(現地時間)、Microsoftは、企業や組織を対象にしたWindows7の有料延長サポート『Windows7 Extended Security Updates』(ESU)を発表しました。Windows7は2020年1月14日にサポートが終了となりますが、ESUにより2023年1月まで延長サポートが受けられるようになります。

対象OSはボリュームライセンス版『Windows7 Professional』と『Windows7 Enterprise』で、ESUの販売はデバイス単位。サポート料金は毎年引き上げられるとのこと。

具体的な金額についても明らかにされておらず、詳細はライセンスの購入先やMicrosoftアカウントチームに問い合わせるよう案内しています。

< Update 1: ボリュームライセンス版以外も対象に > [2019/10/2更新]
2019年10月1日(現地時間)、Microsoftは、Windows10への移行が進んでいない企業のことも考慮して、ESUの利用条件を緩和しました。

当初、ボリュームライセンス版の『Windows7 Professional』と『Windows7 Enterprise』のみを対象としていましたが、ボリュームライセンス版ではない『Windows7 Professional』と『Windows7 Enterprise』も利用可能としました。

ESUはクラウドソリューションプロバイダー(CSP)を通じて2019年12月1日より購入が可能になるとのことです。

Windows,WindowsUpdate

2019年9月25日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。

本来、2019年9月18日(水)が配信予定日ですが、1週間遅れでの配信となりました。2018年は4月度以外全遅刻、2019年も1月度2月度4月度5月度6月度と遅刻しており、相変わらずの遅刻っぷりです。

つい先日、Internet Explorer 11の脆弱性修正パッチKB4522007が公開されましたが、今回の『ロールアッププレビュー』にもその修正が内包されています。IE11の脆弱性修正パッチをまだ入れていない方で、今回の『ロールアッププレビュー』をインストールする場合は、別途、IE11の脆弱性修正パッチをインストールする必要はありません。どういうことかちょっとややこしいので簡単にまとめると以下になります。

<セキュリティに問題なし>
KB4522007適用 → ロールアッププレビュー適用
KB4522007適用 → ロールアッププレビュー未適用
KB4522007未適用 → ロールアッププレビュー適用
<セキュリティに問題あり>
KB4522007未適用 → ロールアッププレビュー未適用

< Update 1: 印刷に失敗する不具合発生。対処方法あり > [2019/10/1更新]
Windows7 / 8.1用『ロールアッププレビュー』にて、印刷に失敗する不具合が発生しています。この不具合は2019年9月24日公開のIE11の脆弱性修正パッチから発生しています。詳細は本記事中の各『ロールアッププレビュー』の既知の不具合をご覧くださいませ。

以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。

更新履歴
① 印刷に失敗する不具合について加筆。

 

Win10チューニング,WindowsUpdate

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2019年9月24日、MicrosoftはInternet Explorer 11に存在する、『リモートでコードが実行される脆弱性』(CVE-2019-1367)を修正したセキュリティパッチを緊急公開しました。Microsoftによると、既にこの脆弱性の悪用が確認されており、攻撃者が悪用に成功した場合にはシステムを制御される危険性があるとのこと。

2019年9月24日時点ではこの脆弱性の修正パッチはMicrosoft Updateカタログでのみ公開されており、手動でインストールする必要があります。 (今のところWindowsUpdateには降ってきません) 対象OSはWindows7 / 8.1 / 10全て。以下、各OS用KBのファイル直リンクになります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月27日に配信されたWindows10 v1903用KB4517211を適用後、VMware Workstation 12 ~ 15が起動しなくなるという報告が国内外でチラホラ出ています。問題なく起動するという報告も出ているため、詳細な不具合発生条件はわかりません。また、VMware側の問題なのか、Microosft側の問題なのかも不明です。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月11日配信のWindows10 v1903用KB4515384を適用後、一部環境でゲームの音が静かになったり本来とは違う音になるという不具合が発生していました。

2019年9月27日に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。

Win10チューニング,WindowsUpdate

2019年9月11日以降に配信されたWindows10用更新プログラムを適用すると、環境によってはタスクバー右下のIMEのアイコン表示が『×』になって『IMEが無効です』と表示される不具合が発生しています。

この状態になると日本語入力自体はできるものの、右クリックでIMEのメニューが表示されなくなります。

Windows,WindowsUpdate

2020年1月でMicrosoftによるサポートが終了するWindows7ですが、ACROS Securityが同社製品の『0patch』にて、年間25.95ドル(+税)でWindows7のサポート終了後もセキュリティパッチを提供することを発表しました。セキュリティパッチはMicrosoft公式のものではなく、ACROS Securityが作成したサードパーティパッチになります。