2019年9月25日および9月27日に、Microsoftは以下のWindows10用更新プログラムを公開・配信しました。
【アプデ/10】 2019年9月11日以降のWindowsUpdate後、『IMEが無効です』と表示される不具合。対処方法あり [Update 5: 修正されない?仕様?]
2019年9月11日以降に配信されたWindows10用更新プログラムを適用すると、環境によってはタスクバー右下のIMEのアイコン表示が『×』になって『IMEが無効です』と表示される不具合が発生しています。
この状態になると日本語入力自体はできるものの、右クリックでIMEのメニューが表示されなくなります。
【アプデ/10】 v1903用KB4515384適用後、スタートメニュー死亡の不具合 [Update 2: 修正]
2019年9月11日配信のWindows10 v1903用KB4515384を適用後、一部環境でスタートメニューが開かなくなったり、タスクバーのサーチが正常に機能しなくなるという不具合が発生しています。
< Update 1: 現時点ではKB4515384に原因を見つけられず > [2019/9/21更新]
が、Microsoftの調査結果によると、現時点ではKB4515384を起因とする不具合は見つけられなかったとのことです。
Win10 バージョン | 不具合発生KB | 修正KB | 不具合内容 |
v1903 | KB4515384 (2019年9月11日公開) | - | 【不具合概要】 【調査結果】 Fix problems in Windows Search(英語) |
v1809 | - | - | |
v1803 | - | - | |
v1709 | - | - | |
v1703 | - | - | |
v1607 | - | - | |
v1507 | - | - |
ではこの不具合は何がトリガーになっているのかというと、Microsoftもお手上げのようで、トラブルシューティングのページを案内するに留めています。
< Update 2: 修正 > [2019/9/21更新]
この不具合は2019年10月25日公開のKB4522355にて修正されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ/10】 v1903用KB4522355公開。スタートメニューの不具合修正
更新履歴 ① MSが調査結果を発表。それに伴い記事内容を修正・加筆。 ② 2019年10月25日公開のKB4522355にて修正。その旨加筆。 |
【アプデ/7/8.1/10】 Windows DefenderとMSEのクイック/フルスキャン機能が死亡 [Update 1: 修正]
2019年9月16日付けで公開されたWindows Defender用KB4052623を適用後、Windows Defenderでクイックスキャンおよびフルスキャンを行うと、数個から数十個のファイルしかスキャンされないという不具合が発生しています。
また、この不具合はWindows10 / 8.1のWindows Defenderだけでなく、Windows7にMicrosoft Security Essentials(MSE)をインストールしている場合にも同様の不具合が発生するとの報告も出ています。
この不具合について、Microsoftからの発表はまだありません。
< Update 1: 修正 > [2019/9/19更新]
2019年9月19日午前中に配信された『Windows Defender Antivirus のセキュリティ インテリジェンス更新プログラム - KB2267602 (バージョン 1.301.1684.0)』適用後に不具合が発生しなくなったとの報告が複数出ており、無事修正された模様です。この不具合にお困りの方は、定義のバージョンが1.301.1684.0以上になっているかご確認くださいませ。
【アプデ/10】 v1903でCPU使用率が高くなる不具合、2019年9月11日配信のKB4515384にて修正
2019年8月31日に配信されたWindows10 v1903用KB4512941を適用後、一部環境でCPU使用率が高くなったまま戻らなくなる不具合が発生していました。
2019年9月11日に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。
Win10 バージョン | 不具合発生KB | 修正KB | 不具合内容 |
v1903 | KB4512941 (2019年8月31日公開) | KB4515384 (2019年9月11日公開) | 【不具合概要】 【回避策】 |
v1809 | - | - | |
v1803 | - | - | |
v1709 | - | - | |
v1703 | - | - | |
v1607 | - | - | |
v1507 | - | - |
【アプデ/10】 v1903用KB4512941を適用後、CPU使用率が高くなったまま戻らなくなる不具合。対処方法あり [Update 2: 修正]
2019年8月31日に配信されたWindows10 v1903用KB4512941を適用後、一部環境でCPU使用率が高くなったまま戻らなくなる不具合が発生しています。アイドル中だろうとなんだろうと、以下の画像のようにCortanaのプロセス(SearchUI.exe)がCPUを食い続けます。
【アプデ/10】 2019年8月14日のWindowsUpdate後、VB関連が死亡。Windows10全バージョンにて [Update 5: v1903がKB4512941にて修正。全バージョン修正完了]
2019年8月14日に配信されたWindowsUpdateを適用すると、Windows10全バージョンにて、VBVisual Basic 6 (VB6)で作成したアプリケーション、Visual Basic for Applications (VBA)で作成したマクロ、Visual Basic Scripting Edition (VBScript)で作成したマクロやアプリケーションが応答しなくなり、『invalid procedure call error.』と表示される場合があるという不具合が発生していました。
2019年8月17日以降に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。
【アプデ/10】 2019年7月度(あるいはそれ以降も?)のWindowsUpdate適用でBluetoothスピーカーに不具合
Microsoftは、2019年7月27日公開のWindows10 v1903用更新プログラムKB4505903を適用後、Bluetoothスピーカーに不具合が生じることを発表しました。
Microsoftによると、不具合が発生する条件は、内蔵スピーカーを搭載したPCでBluetoothスピーカーも使用しているWindows10 v1903環境。その環境では以下のいずれかの症状が発生し、デバイスマネージャの『Microsoft Bluetooth A2dp Source』にビックリマークが付くとのことです。
[ 症状 ]
- Bluetoothスピーカーがコンピュータに接続できない。
- Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、低品質なサウンドが出力される。
- Bluetoothスピーカーをコンピュータに接続できるものの、サウンドはBluetoothスピーカーからではなく内蔵スピーカーから出力される。
この不具合が発生した場合の修正方法は簡単です。コマンドプロンプト(管理者権限)を開き、以下のコマンドを入力して、
sfc /scannow |
エンターを押し、完了後に再起動すると直るとMicrosoftは案内しています。
と、ここまでがMicrosoftの案内で、以下、余談になります。
【アプデ/10】 Win10 v1903とIntel RSTドライバに互換性の問題。ドライババージョン15.5.2.1054以上は問題なし [Update 1: 修正]
Windows10 v1903 May 2019 Updateに新たな既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、Intel RSTドライバのバージョン15.1.0.1002と15.5.2.1053に、v1903との互換性の問題があるとのこと。そのため、問題のあるバージョンを使用している環境には自動でv1903は降ってこず、また、手動でv1903を適用しないよう、Microsoftは案内しています。
なお、Intel RSTドライバ15.5.2.1054以降は互換性があるため、問題なくv1903を適用できます。Intel RSTをお使いの方はバージョンにお気をつけくださいませ。
< Update 1: 修正 >
Microsoftによるとこの不具合は2019年8月31日公開のKB4512941にて修正されたとのことです。
【アプデ/10】 古いPC環境にv1903を適用するとリモートデスクトップに不具合 [Update 1: 修正]
Windows10 v1903 May 2019 Updateに新たな既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、Intel 4シリーズでiGPUを使用しているv1903環境にリモートデスクトップ接続を行うと、真っ黒の画面が表示される場合あるとのこと。
この不具合が発生するのは古いPC環境に限定されますが、今もお使いの方はお気をつけくださいませ。
< Update 1: 修正 >
Microsoftによるとこの不具合は2019年8月31日公開のKB4512941にて修正されたとのことです。
【アプデ/10】 GeForce搭載Surface Book 2にv1903を適用するとグラフィックス機能を多用するアプリに不具合 [Update 1: 修正]
Windows10 v1903 May 2019 Updateに新たな既知の不具合が追加されました。Microsoftによると、GeForceを搭載したSurface Book 2にWindows10 v1903を適用すると、グラフィックス機能を多用するアプリケーションやゲームが開けなくなったり、落ちたりする場合あるとのこと。
この不具合が解決されるまで、該当するSurface Book 2にはv1903が自動的に降ってこなくなり、また、手動でインストールしないことをMicrosoftは推奨しています。
既にv1903を適用していて不具合が発生した場合は、PCを再起動するか、デバイスマネージャーから『ハードウェア変更のスキャン』を実行するようMicrosoftは案内しています。
< Update 1: 修正 > [2019/10/14更新]
Microsoftはこの不具合を修正したファームウェアの配信を開始しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ/10】 2019年6月12日のWindowsUpdate後、イベントビューアーが『スナップインのエラー~』で死亡する場合あり [Update 6: 全OSバージョンで修正]
2019年6月12日配信されたWindowsUpdateを適用後、イベントビューアーを開き、カスタムビューを表示しようとした際に、環境によっては『スナップインのエラーがMMCにより検出されたので、スナップインがアンロードされます』といったエラーが表示されて、イベントビューアーが正常に機能しなくなる不具合が発生していました。
2019年6月19日以降に配信された下記の『修正KB』(またはそれ以降のKB)を適用することでこの不具合は発生しなくなります。