Windows,WindowsUpdate

2016/04/13に配信されたKBザックリまとめです。何か問題等が見つかった場合、この記事は随時更新いたします。

更新履歴
① 初版。
② KB3142042/KB3143693/KB3142045/KB3154132(.NETとFLASHのセキュリティアップデート)を追記
③ KB3135456(Hyper-Vのセキュリティアップデート)を追記
④ KB3148198(IE用パッチ)の項目に、KB3146449(Win10関連)の情報を追記
⑤ KB3146706の項目に不具合情報を追記
⑥ KB3147071の項目に不具合情報を追記
⑦ KB3146706/KB3147071の項目を修正
⑧ KB3147071の項目を修正

注意事項としては、2016年3月度の配信から、IEのセキュリティパッチにWin10関連も紛れ込ませてきております。当初、このパッチは「新しいタブにWin10の広告が表示される」と海外ではいわれておりましたが、これは恐らく勘違いかと思われます。この件に関しての詳細は下記の記事をご参照くださいませ。

【アプデ】 Win10関連が含まれたIE用パッチKB3139929(KB3146449)の挙動は未だ不明

面倒な人向けに一言で説明いたしますと、このパッチがどういう活動をするかは未だ不明です。

MS公式に書かれている各種KBの情報で、過去に一度組み込んだものに関しては、再度「なにそれが組み込まれています」とは案内されません。特定の機能を削除した場合は「○○の機能を削除」と記載されます。4月度のIE用パッチに「Win10関連の機能を削除」といった一文がないため、4月度のIE用パッチにもWin10関連は含まれたままでしょう。言うまでもなく、このセキュリティパッチを入れなかった場合、脆弱性は放置されることになります。どうされるかの判断はお任せいたします。

その他の入れなくても良いKBリストについては下記の記事をご参照くださいませ。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

以下、2016/04/13配信分のザックリ説明(Win7/8.1向け)になります。Office等は割愛(何か致命的な問題等があれば追記or別途記事にします)。

Windows,WindowsUpdate

どうでしょう。重いですか。

重くなる原因のサービス2点をご紹介。Win7向けの内容になります。

Windows,WindowsUpdate


(ソース:https://twitter.com/GranzF12/status/718606674739630080)
(画像クリックで拡大)

メッセージより情報をいただきましたのでご紹介。

WindowsUpdateで入れなくても良いKBリストの暫定追加リスト(WindowsUpdateクライアント)以外を全部アンインストールしている環境下(KB3035583等は入れておらず、WUクラだけ入れている状況)で、WindowsUpdateのオプションに「Windows10にアップグレード」が来たそうです。

最新のWUクラだけ入れている環境全てに来るかどうかまではわかりませんが、MSさんはうっかりミスかっこわらいで「Windows10にアップグレード」にチェックを入れて配信してきたこともありますので、2015年4月以降に配信されたWUクラをお使いの人はお気をつけくださいませ。

Win10関連が付加されていないWUクラに関しては、下記の関連記事をご参照くださいませ。

備考
下記のレジストリを見て、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\OSUpgrade
AllowOSUpgrade = 1

になっていたら要注意です。AllowOSUpgradeが1だとWin10への誘導が表示されるかもしれません。Win10はお断りという方は0にしましょう(0はWin10くんな、1はWin10カモン)。いつの間にか1にされていたという報告もいただきましたので、WUクラのアップデートをされている方はお気をつけくださいませ。

余談ですが、自分の環境(KB2887535のWUクラ使用)では「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\」内に「WindowsUpdate」というキー自体存在しません。Win10への誘導はお断り、という方は古いWUクラを使うというのも手です。

(私信:情報提供ありがとうございます)

関連記事
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか
【Win8.1】 Win10へのアプグレ用ファイルが無いと思われるWUクライアント

ResourceHacker,Windows

□ 登録と同時に単語情報を送信する?

しません。

はい。ということでこの表示自体、上記画像のように消えてもらいましょう。

表示自体を消すことに何の意味があるのか。ありません。気分の問題です。強いて言うなら、万が一の誤操作でチェックが入ってしまうことを防げるくらいでしょうか。

消すことによる懸念もあります。何らかのアップデートの際、もしMSがデフォでチェックを入れてきた場合、まったく気づかなくなる可能性もあったりなかったり。今のところIMEでそういう糞いことをやられたことはありません。

もう一度言います。この改造に意味はありません。気分の問題です。

元に戻したくなったら改造前のexeをどこかに保存しておけば、いつでも元に戻すことが可能です。いっちょやってみっかって人は続きをどうぞ。ただし自己責任で。Windows7向けになります。

Windows,WindowsUpdate

2016/04/08、WindowsUpdateにWin10アプグレ関連のKB2952664(Win7用)とKB2976978(Win8.1用)が来ております。Windows10にする気のない人は非表示にしてどうぞ。

ここまで前回の記事の数字を1から8に変えただけのコピペ。ええ、4/1から4/8に変えただけです。はい。わずか1週間で再登場。週刊KB2952664/KB2976978。月刊KB3035583よりハイペースだった…

KB2952664もKB2976978も数字を覚えてしまっている人がいるのではないでしょうか。大雑把な注意事項は先週も書きましたので、もし初見の方は前回の記事をご参照くださいませ…

関連記事
【アプデ】 KB2952664/KB2976978、2016/04/01襲来
【アプデ】 KB3035583、2016/03/24襲来
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate

↑になった模様。Win10にしたくない未対策勢の方はお気をつけくださいませ。

対処方法は色々ございます。レジストリによる対処、外部ソフトによる対処、MS公式説明による対処、対象となるKBの選別による対処。KBの選別による対処は下記の記事を参考にどうぞ。

【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

WindowsUpdateの設定が手動で、尚且つご自分で判断ができる人向けとなっております。たぶん中級者向け。

どの対処方法にも一長一短あります。一例を挙げますと手動によるKBの選別は毎回手間で、ソフト等による対処はMSが故意にレジストリを無効化してきくるなどなど。

自分の場合「毒を食って解毒剤を飲む」というのが嫌なので「そもそも毒を食わない」という手法を取っておりますが、どの対処方法がジャスティスといったことはありません。どこまで手間を掛けられるか、ご自分に合った方法で良いと思います。

このBlogではKBの選別による対処しか取り扱っておりませんが、他の対処方法にも興味ございましたらレッツグーグリング。

Windows,WindowsUpdate

KB3139929(IE用セキュリティパッチ+Win10アプグレ関連のKB3146449が含まれたハイブリッド)に関する続報にもならない続報です。結論だけ言えば、挙動は未だに不明となります。

当初、海外の報告では「新しいタブを開いたときにWin10の案内が表示される場合がある」との報告がありましたが、これは恐らくガセといいますか、勘違いかと思われます。

IEのデフォルトのスタートページにはMSNが設定されているらしく、MSNを見た人(新しいタブにMSNが表示)による勘違い説が濃厚だと思います。

MSNのサイトにはWindows10の広告が2種類あります。一つ目は

TOPにドベーンと表示されるこちら。二つ目は


(画像クリックで拡大)

MSNのサイト上部に表示されるこちら。どちらが表示されるか、条件は不明です。

これらの広告はKB3139929(KB3146449)を適用していようとしていまいと、IEだろうとIEじゃなかろうと、MSNを開くと表示されます。もし、表示されない場合はクッキーの削除をお試しください。どちらかが表示されます。(JavaScriptが無効だと表示されません)

ということで、冒頭にも書きましたが、現時点ではKB3139929(KB3146449)の挙動は未だ不明となります。続報にもならない続報でした。

以下、余談。

4/13に4月度のWindowsUpdateが配信されますが、気になるのが今後のIE用パッチ。MS公式に書かれている各種KBの情報で、過去に一度組み込んだものに関しては、再度「なにそれが組み込まれています」とは案内されません。特定の機能を削除した場合は「○○の機能を削除」と記載されるため、こういった一文が無い限り、4/13に配信されるIE用パッチにもWin10関連が含まれたままでしょう。

一体どういう挙動で、いつ発症するのか、どんな時限爆弾が仕込まれているのか、今からとても楽しみですね!(白目)

(早くWin10無料アプグレ期間終わってほしい…)

関連記事
【アプデ】 Windows Update 2016年3月度 注意事項と各KBメモ

参考
AskWoody
IE patch KB 3139929: When a security update is not a security update
MSN Japan
http://www.msn.com/ja-jp

Windows


(ソース:https://www.netmarketshare.com/)

2016年3月のOSシェアはWindows7 51.89%、Windows10 14.15%。まだまだWin7の壁は厚いようです。そして、3月といえば未対策勢にWin10強制アップグレード事件で世間を賑わせましたが、あのゴミってるゴリ押しの効果はどれほどあったのかと申しますと、

これまで大体1%ずつシェアを伸ばしていたのが、3月は0.3%ほど多めのようです。これは3割増しで大成功と捉えるべきか、あんな糞みたいなことまでしておいてたったの0.3%アップとか完全に無能と捉えるべきか。

いずれにしてもMSさんは、多くの人から反感を買って、信用とか信頼とかブランドイメージとかをどん底以下に落としたことは間違いないと思います。

一方、Steamでは


(ソース:http://store.steampowered.com/hwsurvey/directx/)

DirectX12対応ゲームの効果もあってか7と10の64bit版が逆転。32bit版も合算したら7が少し上。10を使いたい人は使うんですから、今のままで良い勢のことはそっとしておいてほしいですね。

最後に、何の参考にもならないこのサイトへの2016年3月のアクセスは

こんな感じ。livedoorがWin10の表示に対応しておらず、Win98がWin10になります。

Windows,WindowsUpdate

2016/04/01、WindowsUpdateにWin10アプグレ関連のKB2952664(Win7用)とKB2976978(Win8.1用)が来ております。Windows10にする気のない人は非表示にしてどうぞ。

以下、既報ですが、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには

アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動

この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。

KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。

関連記事
【Win10】 Windows10搭載マシンは2.7億台を突破!
【アプデ】 KB3035583、2016/03/24襲来
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

Windows,WindowsUpdate

2016/03/24、WindowsUpdateにKB3035583(Win10アプグレ関連、GWX)が再々々々…度来ております。Windows10にする気のない人は非表示にしてどうぞ。

いつぶりかと思い、このBlogでKB3035583を検索したら、前回の配信は2/26でした。月刊KB3035583。今ならもれなく勝手にWindows10になる特典付き。い、いらない…

とある動画のとある一コマ。

最近MSのやり方がどこぞのテレビ局と重なって見える。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

CPU,Windows


(ソース:http://news.mynavi.jp/news/2016/03/20/028/)

上記の日本語はとても難しく、日本人でも何が書いてあるのか中々理解しがたいと思います。つまりどういうことなのか、噛み砕いた意訳を下記に掲載しておきます。


ザックリ意訳
「この土地は高速道路を作ることになったさかい、2017年に出てってもらえまっか?」
「ま、待ってください、契約は2020年までで前払いしているんですよ!?」
「知るかボケェ!さっさとかたして出ていかんかいワレェ!」

(数ヵ月後)

「あんちゃんにも生活があるもんな?わしも大人げなかったわ。2018年まででええさかい、お互いこれで妥協しようや、な?」


完全に893の手口。

Windows,WindowsUpdate

2016/03/16にWin7/8.1にオプションが来ております。Win7に4件、Win8.1に23件。オプションのため、セキュリティ関連ではないので、入れなくてもセキュリティ上の支障はありません。が、バグの修正が多数あるため、もしかしたらお悩みだった問題が解決するかもしれませんので、目は通しておいた方が良いかもしれません。

一般勢に関係ありそうなパッチを2つ挙げますと、Win8.1のKB3136019がMpeg4再生時のクラッシュ問題の修正、同じくWin8.1のKB1338602がエクスプローラで検索したらPCがフリーズする問題の修正、といったものがあります。

現時点では情報が公開されていないパッチがいくつかあります。情報が公開されたり、不具合情報等があればこの記事は随時更新いたします。

更新履歴

① KB3139923の説明文を修正。
② KB3133977に備考を追記。このパッチが原因かもしれない不具合有。
③ KB3133977のWin7でSecure Bootに関する問題を削除。Win7はSecure Bootに対応しておりません。今回のパッチを当てて、もし、OSが起動せず、UEFIのSecure Bootが有効になっている場合は、Secure Bootを無効にしてお試しくださいませ。
④ Win8.1用パッチのKB3115224の情報を記載。VM関連の不具合修正のようです。
⑤ KB3100473の情報を記載。DHCPサーバの不具合の修正のようです。3/21現在、情報が公開されていないパッチはKB3103709だけとなりました。
⑥ KB3103709の非公式情報を記載。海外情報によるとおそらくMicrosoft Active Directory関連であろうとのことですが、本当かどうかはわかりません。心配な人は保留を推奨いたします。
⑦ KB3103709に追記を記載。リストから消えたそうです。
⑧ ③のSucure Bootに関する問題を再掲載
⑨ KB3103709の情報を掲載
⑩ KB3139923のチェックが外れたそうです
⑪ KB3139923に追記。これ、テレメトリ入りっすわ…

以下、ざっくりまとめになります。ピンとキた単語がありましたら、KBのリンク先で詳細を確認してどうぞ。

<Windows7>

KB3133977 (※注意)
BitLockerでドライブを暗号化できない問題の修正。

UEFIの設定でSecure Bootが有効だと

こんな感じにSecure Boot Violationと表示されて、このパッチと競合してOSが起動しなくなります。これはパッチの問題というよりも、本来、Win7はSecure Bootに対応していないため、UEFIでSecure Bootが有効になっていることが誤りです。何らかの理由でSecure Bootの設定を無効にしたくない場合は、このパッチの適用は見送りましょう。このパッチはセキュリティパッチではないため、スルー可です。

2016/04/22追記
WindowsUpdateクライアント上からこのパッチのチェックが外れたそうです。
(私信:教えていただきありがとうございます)

※備考
一件だけツイッター上で

KB3133977入れたら指紋認証が効かなくなったので戻そうとしたらBitLockerが変になった
(ソース:https://twitter.com/thorzen2/status/709981077968982016)

という報告がありました。指紋認証をお使いの人は注意した方が良いかもしれません。

KB3137061
Windows Azureの仮想PCでネットワーク障害から回復しない問題の修正。

KB3138901
プロキシ設定をしてインターネットに繋がらない問題の修正。

KB3139923 (※注意:テレメトリ入りです)
MSIの修復が機能しない問題の修正。インストーラ関連(拡張子が.msiのファイル)の不具合の修正のようです。ただしテレメトリ入り。詳細はこちらへどうぞ。

<Windows8.1>

KB3100473
DHCPサーバの不具合修正。

KB3103709
2016/04/20更新
Windows Server 2012向け、ドメインコントローラの不具合(CPU使用率が100%になるなど)の修正。2016/04/20に再度来ております。2016/04/20配信分のその他のパッチはこちらをご参照くださいませ。

KB3105115
低解像度でリモートデスクトップが使えない問題の修正。

KB3109976
Texas Instruments xHCI USBコントローラを使って大量のデータを転送したとき、デバイスが停止する問題の修正。

KB3115224 (Update:2016/03/19)
バーチャルマシンでレジストリ関連の問題が発生したときに回復できくなる不具合と、.NETアプリが起動に失敗する不具合の修正。

KB3133681
System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager(SCVMM)が応答しない問題の修正。

KB3133690
AzureのバーチャルマシンにDiscrete Device Assignment(DDA)機能の追加。

KB3134785
RPCSSサービスとDcomLaunchサービスでメモリリークが発生する問題の修正。

KB3136019
Mpeg4のファイルを再生するとExplorer.exeがクラッシュする問題の修正。

KB3137061
Windows Azureのバーチャルマシンがネットワーク障害から回復せず、データが破損する問題の修正。

KB3137725
PowerShellで「Get-StorageReliabilityCounter」を実行した際、正しい温度が取得できない問題の修正。

KB3137728
VSS ResyncLuns APIを使用した際、失敗する可能性がある問題の修正。

KB3138602
エクスプローラの検索で「ファイルコンテンツ」が有効になっていると、コンピュータがフリーズする可能性の修正。

KB3139165
VPNを使っているとCPU使用率が高くなる問題の修正。

KB3139219
シャットダウン、もしくは再起動時に0x1Eストップエラーが発生する問題の修正。ミラーRAIDで発生する模様。

KB3139923 (※注意:テレメトリ入りです)
MSIの修復が機能しない問題の修正。インストーラ関連(拡張子が.msiのファイル)の不具合の修正のようです。ただしテレメトリ入り。詳細はこちらへどうぞ。

KB3140185 (※蛇足有。気にしすぎの可能性大)
Windows Anytime Upgrade(WAU)から特定のエントリポイントを削除(Windowsanytimeupgradeui.exeの置き換え)。

そしてここから先は蛇足です。WAUとは、HomeからProにアップグレードしたいとき、別売のアップグレードキーを使用してProにしたりできます。Win7ではこのサービス(というかアプグレキーの販売)は既に終了しております。たぶん、Win8.1も終了したのでアップグレードできない項目は削除しますよー、ってことだと思います。たぶん。責任は持てません。間違っていたらごめんちゃい。

つまるところ、残しておいても害は無いと思います。また、現時点での公式サイトの説明には「削除」としか書かれていませんが、新たにWin10へのアップグレード項目を追加していない、とは一言も言っていない。(追加しているとも書かれていません)

Win10無償アプグレ期間終了後、有償アプグレ項目が増えても不思議ではありません。増えるくらいなら別に良いとは思いますが、ほら、最近のMSさん、アレなので…。何するかわからないんで…

気にしすぎかもしれませんが、後からサイト内の記述が変わることもあるので「今すぐWAUの表示を最新のものに変えたい!!!」って人や「もしWAUにWin10が来たらアプグレするかも」って人以外は様子見or非表示で良いかもしれません。万が一、ポンポンとポップアップが表示されるようになったら鬱陶しいですしね。

そもそも、Win10への有償アップグレードキーの販売自体、行われるかどうか知りません。現時点でのMSの記述を信じるならこのパッチは「削除」だけです。気にしすぎの可能性大です。あくまで今のMSならやりかねない最悪の事態の想定です。鵜呑みにしないでください。

KB3140219
WindowsServer2012R2用修正パッチKB3061460をインストールした後、0x00000133の停止エラーが出る問題の修正。

KB3140222
デスクトップ上の競合ファイルのショートカットが、作業フォルダにリダイレクトされる問題の修正。

KB3140234
VPNクライアントのPCがシャットダウンしたとき、0x0000009Fエラーが出る問題の修正。

KB3140250
MinDiffAreaFileSizeのレジストリが有効にならない問題の修正。

KB3140786
Windows Server BackupでターゲットPCの空き容量が十分でも障害が発生する問題の修正。

KB3141074
HYPER-Vで共有された仮想HDD(.vhdx)にアクセスした際、0x00000001Stop Errorが出る問題の修正。

Windows,WindowsUpdate


(画像クリックで拡大)

一昨日も記事にしましたが、各所で阿鼻叫喚となっているようです。ツイッター検索で「Windows10」「Win10」辺りで検索するとそれはもう酷いことになっております。未対策勢はお気をつけくださいませ。

レジストリでのブロック、該当KBを入れないことによるブロック、ソフトウェアによるブロック、色々と方法はありますが、何もしていないMicrosoft任せの自動更新ユーザって結構居ると思います。というより、ブロックにKIAI入れる勢の方がたぶん少数派で、何もしていない勢の方が多数派な気がします。統計は取っていないので知らない。

なんといいますか、もし、サトヤ・ナデラ氏がどこぞの工作員だったとしたらすごく優秀ですね。Microsoftに対する信頼や、ブランドイメージをゴミ化させることに見事に成功しております。

今はWin7/8.1に対してだけですが、例えWin10にしたとしても、いつか同じようなことをWin10や、その他のMS製品でやってくるんじゃないだろうか、そう思えてきます。

追記
勝手にアップグレード2nd seasonがきました。

Windows,WindowsUpdate

2016/03/09に配信されたKBザックリまとめです。今回の地雷は更新履歴の③と④をご参照くださいませ。他に何か問題等が見つかった場合、この記事は随時更新いたします。

更新履歴
① 初版。
② 特に更新はありません。配信から20時間ほどが経過しましたが、今月は平和のようです。
③ 今月は平和と言ったな。あれは嘘だ。2月度にCorel VideoStudioがクラッシュする不具合がありましたが、3月度でも発生している模様。犯人はKB3140410とKB3139852だそうです。
(私信:情報提供ありがとうございます)
KB3139929(いつものIEのアップデート)にWin10関連を仕込んでいたことが判明。KB3139929の項目を編集しました。
KB3139929によるWin10への案内表示のSSがまったく見つからなかったので文章を編集しました。
⑥ IE用パッチKB3139929の続報にもならない続報へのリンクを追記

また、2016/03/02にKB2952664(Win7用)/KB2976978(Win8.1用)/KB3138612(Win7用)/KB3138615(Win8.1用)の配信がありました。今回のアプデ確認で気づいた人もいるかと思います。この4パッチについての詳細はこちらをご参照くださいませ。

面倒な人向けに短めに説明しますと、KB2952664/KB2976978はWin10関連でWin10にしたくない人は入れる必要がなく、KB3138612/KB3138615はWUクラ(セキュリティ関連ではないです)でご使用中のWUクラで問題無い人は入れる必要はありません。

その他の入れなくても良いKBリストについては下記の記事をご参照くださいませ。

関連記事
【Win】 WindowsUpdateで入れなくても良いKBリスト

以下、2016/03/09配信分のザックリ説明になります。

 

KB890830
いつもの悪意のあるうんたらかんたら。

KB3139929 (※このパッチにWin10関連有)
いつものIEのアップデート。しかし、このパッチの詳細を見てみると

KB3146449が含まれているようで、KB3146449のページを見てみると

2

日本語でおkですが、Windows10へのアップグレード機能が追加されているようです。うわぁ、MSまじかよ…。ちなみにこのパッチはWin10関連だけではなく、セキュリティ関連も含まれているため、インストールをしなかった場合は脆弱性が残ったままとなります。

海外の報告によると、新しいタブを開いたときにWin10の案内が表示される場合があるそうです。ただ、そのSSは2016/3/10時点ではどれだけ探しても見つかりませんでした。また、ソース元のライターも再現は出来ず、何が起因して表示されるのかは不明の模様。

もしかしたらタブにWin10の案内云々がガセの可能性も考えられ、このパッチによる「Win10へのアプグレ機能」とやらが、一体どういう挙動になるのかはまだ未知数です。

あと、KB3139929内のKB3146449だけを削除することは出来ません。消すにはKB3139929丸ごと(セキュリティごと)バイバイすることになります(WUSAでもKB3146449の削除は出来ない模様)。アドセキュリティパッチ始まった。

このパッチは「セキュリティ関連とWin10関連が含まれるパッチ」リスト入りとします。

余談ですが、今回からWin10関連入りとなると、次回以降のIEのアップデートも入ったままになるかと思われます。

2016/04/05追記
このパッチに関して、続報にもならない続報を書きました。

KB3138910
Webサイトでホストされた特別に細工されたメディアコンテンツを開いた場合にリモートでコードが実行される可能性の修正。

KB3139940
リモートでコードが実行される可能性の修正。

KB3138962
Webサイトでホストされた特別に細工されたメディアコンテンツを開いた場合にリモートでコードが実行される可能性の修正。Wmplayer.exeがあるので、WindowsMediaPlayer関連の修正っぽいです。WindowsMediaPlayerとさよならしている管理人環境には来ませんでした。

KB3140410 (※このパッチが原因の不具合有)
攻撃者が標的のシステムにログオンし、特別な細工がされたアプリケーションを実行できる場合、特権が昇格される可能性の修正。
注意:このパッチを当ててCorel VideoStudio X6、X7、X8を使うとクラッシュする模様。(X9は不明)

KB3139852 (※このパッチが原因の不具合有)
攻撃者がコンピュータにログオンし、特別な細工がされたアプリケーションを実行した場合、特権が昇格される可能性の修正。
注意:このパッチを当ててCorel VideoStudio X6、X7、X8を使うとクラッシュする模様。(X9は不明)

KB3140735
細工されたドキュメントを開いた場合や、細工された埋め込みOpenTypeフォントが含まれるWebページにアクセスした場合、リモートでコードが実行される可能性の修正。

KB3139398
物理的にアクセスできる攻撃者が、細工したUSBデバイスをシステムに挿入した場合、特権が昇格される可能性の修正。

KB3139914
Windowsセカンダリログオンサービスがメモリ内の要求ハンドルを適切に管理しない場合、特権が昇格される可能性の修正。

KB3137513
Win8.1用。細工されたpdfファイルを開いた場合、リモートでコードが実行される可能性の修正。