2017年6月度のWindows Updateで、Internet Explorer(以下、IE)の印刷に関する不具合が見つかりました。2017年6月度のパッチを適用していると、フレーム(iframe)のあるページをページ内の印刷ボタンなどから印刷ができなくなります。(空白のページが表示されたり 「404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません。」 などと表示されるようになります)
この問題はMicrosoftのEdgeデベロッパフォーラムで報告されましたが、Microsoftからは
2017年6月度のWindows Updateで、Internet Explorer(以下、IE)の印刷に関する不具合が見つかりました。2017年6月度のパッチを適用していると、フレーム(iframe)のあるページをページ内の印刷ボタンなどから印刷ができなくなります。(空白のページが表示されたり 「404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません。」 などと表示されるようになります)
この問題はMicrosoftのEdgeデベロッパフォーラムで報告されましたが、Microsoftからは
2017年6月14日に配信されたWindows 7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
2017年6月14日のAM02:00~03:00頃は鯖が混んでいたのか、ダウンロードの失敗報告が複数出ています。自動更新の人は失敗の履歴が残っているかもしれません。
以下、2017年6月14日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
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更新履歴
① .NET Framework 4.7 KB3186497(Win7用) / KB3186539(Win8.1用)を記載。
② 今回の月例で気づいた人もいるかもしれないので、KB2952664とKB2976978を一応記載。
③ 7用.NET4.7(KB3186497)の直リンク先が8.1用FLASH(KB4022730)と同じだったため修正。
④ .NET Framework 4.7用の言語パックKB3186499(Win7用) / KB3186606(Win8.1用)を記載。
⑤ IE関連が含まれるパッチに印刷の不具合有。詳細は別ページにまとめました。
⑥ ⑤の問題の修正パッチが出ました。詳細は別ページにまとめました。
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2017年6月7日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)がWindows Updateに配信されました。
この糞パッチは2017年度は2月10日、2月22日、3月8日に配信されており、今回で今年4回目になります。ほんとしつこい。以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。
KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。
注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには
アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動
この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。
KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。
(Source:In a throwback to the ’90s, NTFS bug lets anyone hang or crash Windows 7, 8.1)
<ザックリ意訳>
Windows 7 / 8.1に新しいバグが見つかった。
WindowsはNTFSファイルシステムで使用されるメタデータファイルに『$MFT』という名前を使用しており、このファイル名がディレクトリ名であるかのように扱われると(例えば『C:\$MFT\123』)、正常に処理することができず、NTFSドライバはファイルをロックしてしまい解放を行わない。
これにより、NTFSファイルシステムにアクセスする全ての試みがブロックされてしまい、再起動するまでマシンが使用不能に陥る。
つまり、ブラウザなどから『C:\$MFT\123』を開こうとするだけでPCがクラッシュすることになる。Microsoftには知らせてあるが、いつ修正されるかはまだわからない。
上記内容が海外メディアのArs Technicaで報じられました。しかし、何も起こらないという報告も出ており、クラッシュするしないの条件はいまいち不鮮明な感じです。
もし、このバグを悪用したブラクラを作業中なんかに踏んでしまったら、割とひどいことになりそうですね。修正パッチの公開が待たれます。
2017年5月23日、KB890830こと『悪意のあるソフトウェアの削除ツール』が配信されました。2017年5月10日の月例でも配信されているので、今月2回目となります。
MSの情報によると、メタデータとバイナリに変更があったため再配信されたようです。(具体的に何がどう変わったのかは書かれていません) Microsoft Updateカタログから直接落としたい人は下記の直リンクからどうぞ。
KB890830ファイル直リンク: 7/8.1/10共用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。
『Wana Decrypt0r 2.0』『WannaCry 2.0』などで呼ばれるランサムウェアによって暗号化されたファイルを復号する『Wannakey』が有志により作成されました。この復号ソフトは下記サイトからダウンロードが可能で、対象OSはWindows XP専用となります。
GitHub - aguinet/wannakey: Wannacry in-memory key recovery for WinXP
https://github.com/aguinet/wannakey
復号の仕組みは、暗号化の際に使用したメモリ領域が開放されていなければ、メモリ上の情報を読み取って復号を可能にするとのこと。つまるところ、PCの再起動や、その他の処理などでメモリ上の情報が消えているとNGとなります。
条件はかなり厳しく、また、これらの条件が揃っていても成功するとは限らず 「成功するには運が必要になる」 と作者は語っています。
「まじさー、Windows 10の頻繁な大型アップデートとかくっそ面倒なだけなんで。機能追加とかいらねぇから? OSに求めているのは安定性なのよ。いわば道具箱なのよ。わかる? 粛々とバグ修正とセキュリティアップデートだけを提供してくんない??」
といったような思考の方はいらっしゃいませんか。そういった方で、尚且つWindows 10の導入を検討している方はWindows 10 Enterprise LTSB(以下、LTSB版)に行き着くと思います。
しかしながらLTSB版は通常のショップなどでは販売されていません。どうすれば入手できるのか。調べてみたら、
2017年5月17日、Windows Updateに.NETの非セキュリティアップデートと、同じく非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』が配信されました。以下、Windows 7 / 8.1向けのザックリ説明&直リンクになります。
2017年5月10日に配信されたWindows 10用の月例アップデートは、えらく時間がかかるとの報告が出ています。
・KB4016871 (Ver.1703 Creators Update環境用)
・KB4019472 (Ver.1607 Anniversary Update環境用)
これらのパッチはすんなりとインストールされる場合もありますが、環境によっては適用まで1~3時間もかかる場合があるようです。
なぜ、これほどまでに時間がかかるのか、その原因は判明しておらず、この状況に陥った場合の解決策は 「気長に待つ」 以外に今のところありません。
2017年5月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
以下、2017年5月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
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更新履歴
① Win8.1用FlashパッチのKB番号が間違っていたのを修正。(直リンクは正常です)
② KB3008923、KB3003057、KB2987107を一応記載
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KB3008923、KB3003057、KB2987107など、2014年のInternet Explorer用セキュリティパッチが一部環境に配信されています。
なぜ、今になって2014年のものが配信されているのかは謎ですが、Internet Explorer用のセキュリティパッチは累積されているので、新しいものを入れていれば古いものを入れる必要はありません。
あと、Microsoftはたびたび誤配信をすることがあります。
2017年3月
【アプデ】 『Microsoft - WPD - 2/22/2016 12:00:00 AM - 5.2.5326.4762』はMicrosoftの配信ミス
2015年10月
【Win】 32bit版Office2010に64bit版のアップデートが誤配信される
2015年10月
【Win7】 WindowsUpdateにgYxseNjwafVPfgs~とかいう糞パッチが公開
最悪の場合、システムに異常をきたすことも。
今回が誤配信かどうかはわかりませんが、いずれにしても不自然な配信のため、警戒して非表示に入れておくことを推奨します。もし、何かしらの理由で本当に必要なパッチであったのなら、後から入れればいいだけですしね。
< Update 1: 補足 >
海外フォーラムによると、このパッチをインストールしても正常に機能せず、他のパッチと置き換えられることはないため、IEやシステムには影響は出ないとのこと。だからといってわざわざ入れる必要もなく、無視しておくことを推奨しています。
(Source:Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition)
Windows 10(Creators Update適用)からBloatware(プリインストールされていながら使用率の低いソフト)を排除した非公式のWindows 10 ISOが有志により作成&公開されました。
このISOはテレメトリ、Cortana、XboxとOneDriveを除く全てのWindowsストアアプリ、システムの復元、Microsoft Edge、Microsoft Internet Explorer、Home Group、Windows Defenderが排除されています。
あくまでただのISOのため、使用するためにはWindows 10のプロダクトキーが必要なのは変わりありません。また、Microsoft公式ではないため、使用は自己責任となります。
試してみたい方は↓からダウンロードをどうぞ。
Windows 10 Creators Update Bloatware Free Edition
http://forum.notebookreview.com/threads/windows-10-creators-update-bloatware-free-edition.804247/
ただ、このISOを入れてスッキリ環境を構築しても、Windows Update後や次期大型アップデート後にも排除状態を維持できたままでいるのかはわかりません。
Microsoftは教育向けに軽量OSの『Windows 10 S』を発表しました。このOSで使用できるアプリケーションはWindowsストアからダウンロードしたものに限定することで、クリーンな環境を維持できることを特徴としています。
そのため、『Windows 10 S』では、Windowsストア以外のアプリケーションを使用することはできません。Windowsストア以外のアプリケーションを使うには、Windows 10 Proにアップグレードが必要となります。
加えて、『Office 365 Personal』がWindowsストアでリリースされることも発表しました。
Windowsの強みである過去の資産をバッサリと切り捨てたこのOSは、Windows RTの二の舞になることなく普及することができるでしょうか。
MicrosoftはWindows7 / 8.1で2017年3月度のオプションパッチや4月度のセキュリティパッチを適用すると、Kaby Lake / Bristol Ridge以降(RYZEN含む)のCPUを搭載したPCでは、Windows Updateをさせないという機能を搭載しましたが、どうやらそれが誤作動を起こしているようです。
海外フォーラムの投稿によると、