2018年5月16日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに.NETの非セキュリティアップデートが配信されました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。
【Win10】 Windows10でファイルの拡張子単位で『既定のアプリ』を設定する方法
Windows10でファイルの拡張子単位で『既定のアプリ』を設定する方法をご紹介。mp3ファイルを例に行います。
まず、『スタート』 → 『設定』 → 『アプリ』 → 『既定のアプリ』 → 『ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ』を開きます。『.mp3』の項目の現在の『既定のアプリ』をクリックしてください。そこに使用したいプログラムは表示されているでしょうか。表示されていればそれを選択すれば設定完了です。
表示されていない場合は別の方法で設定します。適当なmp3ファイルを右クリックして、
【ノート】 Microsoft、Surface Pro 4の液晶の欠陥をやっと認める。購入から3年以内は交換対応
Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。
上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。
これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。
2017年11月4日 【ノート】 Surfaceシリーズを買う前に留意しておくべきこと 2018年2月4日 【ノート】 Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合、ついに原因判明 |
この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。
Windows10 / Windows11をセーフモードで起動する方法
Windows10およびWindows11をセーフモード(Safe Mode)で起動する方法をご紹介。Windows10 / 11ではF8キー連打でセーフモードに入ることは基本的にできません。セーフモードに入る方法はいくつかありますがWindowsが正常に起動するか、しないかで手順が異なります。
記事内リンク Windowsが正常に起動する場合 Windowsが正常に起動しない場合 |
まずは正常に起動する場合から。
【Win10】 Windows10でWindows回復環境(Windows RE)への入り方
Windows10でWindows回復環境(Windows RE)への入り方をご紹介。前提として、これから紹介する画面はWindows10のバージョンによっては微妙に異なる場合があることをご留意くださいませ。
【Win】 Windows7 / 10でユーザープロファイルが突然死する現象が発生 [Update 12: 収束。そして犯人はMMPEで確定]
2018年4月5日以降、Windows7および10のユーザープロファイルが突然死する現象が発生しています。 「ユーザープロファイル」 でツイッター検索をしたところ、4月3日は0件、4月4日は4件でしたが、4月5日は十数件、4月6日は二十数件ヒットしました。件数的に阿鼻叫喚というほどではありませんが、4月5日以降から急に増えています。
約1ヶ月近く、被害状況を調査したところ、MSEやDefenderで使用されているMicrosoft Malware Protection Engine(MMPE)の4月4日のアップデート(1.1.14700.5)が原因と判明しました。
以下、ユーザープロファイルの突然死に関する情報ですが、発生から時系列順の内容となっています。結論はUpdate 12をご覧くださいませ。
【OS/マザボ】 High Precision Event Timer(HPET)の無効化方法
High Precision Event Timer(以下、HPET)の無効化方法をご紹介。HPETを無効にすることで下記グラフのようにゲームパフォーマンスの向上が見込まれます。
が、自分の調べたかぎり、OSレベルではデフォルトで無効になっていました。変更が加えられていないかぎり無効のままかと思われますが、気になる方は有効か無効か確認してみてください。方法は非常に簡単です。
【アプデ】 WindowsUpdate 2018年4月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 9]
2018年4月11日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
< Update 2 >
4月12日時点でWindows7用ロールアップKB4093118のチェックが外れて配信されています。(環境によっては表示されない場合もある模様) 何かあったのかと思えば、既知の不具合が追加されていました。3月に続いてネットワーク関連の不具合再びです。KB4093118を適用すると、環境によってはネットワークの設定が消えてしまい、再設定が必要になるかもしれません。急にインターネットやネットワーク機器に繋がらないなどの現象が発生したら犯人はWindowsUpdateです。
既にKB4093118を適用済みで症状が出ている場合は、ネットワークの設定が消えていないかご確認ください。消えていた場合は手動で元の設定に戻すと繋がるようになると思います。
詳細は記事のKB4093118の項目をご覧くださいませ。MSさん、ちょっと学習しなさすぎじゃないですかね……。
< Update 3 >
また、KB4093118適用後、主に32bit環境で再起動ループが発生する場合があるようです。この症状が出たら、セーフモード(PC起動時にF8キー連打)で起動して、KB4093118をアンインストールすれば起動できるようになります。32bit勢はお気をつけくださいませ。
< Update 4-2 >
4月13日に上記Update 2の不具合を修正したKB4093118第2版がリリースされました。WindowsUpdateやMicrosoft Updateカタログで公開されている4月12日付けのものが第2版となります。第2版ではUpdate 2に書かれているネットワークの不具合が解消しているとのことです。Update3の再起動ループについては、4月17日現在も未だに報告が出ているため直っていない模様です。32bit勢は引き続きをお気をつけくださいませ。
以下、2018年4月11日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
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更新履歴
① KB2952664(Win7用テレメトリパッチ) / KB2976978(Win8.1用テレメトリパッチ)を加筆。
② KB4093108とKB4093118に、SMBサーバーでメモリリークが発生する不具合の詳細を追記。KB4093118にネットワーク関連の不具合を加筆。
③ KB4093118に再起動ループの不具合を加筆。
④ KB4093118第2版について加筆。
[4-2] 再起動ループは直っていない旨加筆。
⑤ KB4093118に備考を加筆。30KBくらいのKB4093118が降ってくる場合がある模様。
⑥ KB4093118の備考に加筆。30KBくらいのKB4093118、ゾンビ化する模様。
⑦ KB4093108とKB4093118に不具合を加筆。一部環境でUSB3.0外付けストレージを接続したままPCを起動すると、Windows起動画面がブラックアウトしたままになる場合がある模様。
⑧ KB4093108に再起動ループの不具合を加筆。
⑨ KB4093108 / KB4093118適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。
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【アプデ】 2018年4月18日、『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』KB4093113 / KB4093121(テレメトリ入り)、タイムゾーン変更パッチKB4093753が配信 [Update 3]
2018年4月18日、Windows7 / 8.1のWindowsUpdateに非セキュリティアップデートの『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』、Microsoft Updateカタログにタイムゾーンの変更パッチKB4093753が配信されました。
2018年1月度、2月度、3月度と続けて遅刻をしていましたが、今月は予定日どおりに配信されてきました。以下、Windows7 / 8.1向けのザックリ説明になります。
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更新履歴
① KB4093113に備考を加筆。
② KB4093113に再起動ループの不具合を加筆。
③ KB4103713適用後再起動ループする原因が判明。詳細はこちらをご覧くださいませ。。
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【アプデ】 Microsoft、Win7でネットワーク関連の不具合発生を予防するKB4099950を公開 [Update 8]
2018年3月31日、MicrosoftはWindows7用更新プログラムKB4099950を公開しました。
2018年3月度のWindows7用更新プログラムKB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) / KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー)は、適用後に既存のネットワークカードの設定が消えて新しいネットワークカードの設定が作られたり、IPアドレスの設定が消えるなどといった不具合を抱えています。
これらの更新プログラムの適用前に、先にKB4099950を適用しておくことでこの問題が発生しなくなります。KB4088878 / KB4088875 / KB4088881の適用後に入れても効果はないためご注意ください。
KB4099950の適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。
- KB4099950 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
余談ですが、KB4099950の中身を展開してみたところ、テレメトリらしきファイルは見当たりませんでした(KB4099950自体には含まれていませんが、2018年3月度の『セキュリティのみ』および『ロールアップ』にはテレメトリが含まれます。詳しくは3月度の記事をご覧くださいませ)。ファイルサイズは200KBと小さく、この問題の修正のみのパッチのようです。
備考: 環境によっては2018年4月6日にKB4099950が再配信されている場合があります。再配信される条件は不明です。また、以前のものと何が違うのかもKBの説明ページでは特に案内されていません。 |
3月度の更新プログラムの適用順序が複雑になっているのでまとめておきます。
① KB4099950(ネットワーク関連の不具合発生を予防するパッチ。本パッチ)
↓
② KB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) or KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー。オプション。人柱パッチにつきインストール非推奨)
↓
③ KB4100480(メモリアクセスの脆弱性修正パッチ。64bit版専用)
(備考:③はどのタイミングで入れても大丈夫です。①→③→②でも③→①→②でも最終的に③のファイルが優先されます。①は②に対する予防なので、②より前に入れる必要があります)
3月度を適用する場合、この順番でどうぞ。
< Update 5: インストール手順について追記 >
【Win】 ユーザープロファイルが吹っ飛んだときのレジストリ編集による復旧方法
Windows起動時に 「User Profile Serviceサービスによるログオン処理に失敗しました」 といったようなメッセージが表示されたりしてユーザープロファイルが吹っ飛んだとき、レジストリをちょいといじるだけで復旧できる場合があります。その手順をご紹介。
関連記事 【Win】 Windows7 / 10でユーザープロファイルが突然死する現象が発生中? |
なお、この復旧方法は対症療法です。ユーザープロファイルが吹っ飛ぶ根本的な原因をどうにかしないかぎり、再発する可能性があることをご留意ください。
【アプデ】 2018年4月4日、WindowsUpdateにテレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)が配信
2018年4月4日、テレメトリパッチのKB2952664(Win7用) / KB2976978(Win8.1用)がWindowsUpdateに配信されました。2015~2016年はWin10化ウイルスのひとつとして機能し、現在では純然たるテレメトリとして機能しています。
この糞パッチは2018年度は2月9日、2月14日、2月28日に配信されており、今年に入って早くも4回目となります。MSは大規模な組織再編をするとか言っていましたが、ユーザの情報をぶっこ抜こうとする姿勢は何も変わらないご様子。以下、いつも通りの注意喚起なコピペになります。
KB2952664(Win7) / KB2976978(Win8.1)を入れても何も良いことはありません。非表示推奨の紛うことなき糞パッチです。このパッチでシステムの互換診断なんてしても、CPUの無駄遣いで電力を消費されるだけです。 「MSに協力したい!」 って人はご自由にどうぞ。
注意事項として、KB2952664(Win7用)は何回アンインストールしても消えない場合があります。この症状に陥ってしまった場合、数回から多くて数十回、繰り返しアンインストールしないと消えません。アンインストールするには
アンインストール ⇒ 再起動せずにリストを確認 ⇒ あったらまたアンインストール、無くなるまでやる、無くなったら再起動 |
この手順でお試しくださいませ。あるいはBATファイルで処理するのも手です。
KB2976978(Win8.1用)はアンインストールをしても最終的に残る場合があります。これはMSのサイトで公開されている『最初からKB2976978入りのWindows8.1 ISO』を使ってWindows8.1をインストールした場合に起こります。
【アプデ】 Microsoft、Win7でログオフ時のBSoD問題修正パッチKB4099467を公開
MicrosoftはWindows7用更新プログラムKB4099467を公開しました。
2018年3月度のWindows7用更新プログラムKB4088878 (セキュリティのみの品質更新プログラム) / KB4088875 (セキュリティマンスリー品質ロールアップ)を適用後、ログオフ時にBSoDが発生する場合があるようです。KB4099467はこの問題を修正します。
もし、3月度の更新プログラムを適用してからログオフ時のBSoDでお悩みの場合は、下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からKB4099467のダウンロードをどうぞ。この更新プログラムはWindowsUpdateには降ってきません。
- KB4099467 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
余談ですが、KB4099467の中身を展開してみたところ、テレメトリ(consent.exe)入りです(といっても2018年3月度の『セキュリティのみ』および『ロールアップ』にも含まれていますが)。この更新プログラムは『テレメトリ関連等を含むその他の更新プログラム(備考5参照)』入りとします。
【Win】 『Office Viewer』と『Microsoft Office 互換機能パック』が2018年4月に配信終了
Microsoftの『Office Viewer』と『Microsoft Office 互換機能パック』が2018年4月に配信終了となります。今後は配信されなくなるため、必要な方は下記ページより早めにダウンロードをどうぞ。
【アプデ】 Microsoft、Win7 64bitの脆弱性を修正する緊急アップデートKB4100480を公開 [Update 1]
先日、セキュリティ研究者のUlf Frisk氏により、MicrosoftはMeltdownに対する誤った対策をしており、Meltdown対策の含まれた更新プログラムにはメモリに不正アクセスが可能な脆弱性が含まれていると指摘されていました。この脆弱性はWindows7およびWindows Server 2008の64bit版のみが影響を受けます。
Microsoftは、この問題を修正するKB4100480を2018年3月29日付けで公開しました。
Ulf Frisk氏は当初、2018年3月度の月例(KB4088878/KB4088875)でこの問題が解消すると伝えていましたが、これは誤報で、2018年3月29日以降(KB4100480)の更新プログラムを適用するよう記事の内容が修正されました。先日、当ブログでも同様の内容をお伝えしていましたが、誤報だったこと、謹んでお詫びいたします。
Microsoftによると、対象となるのは2018年1~3月度のMeltdown対策が含まれた更新プログラムで、下記の更新プログラムが一つでも入っていれば、KB4100480の適用をして脆弱性を解消する必要があります。
- [ 2018年3月度 ]
3/24 KB4088881 『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』
3/14 KB4088878 『セキュリティのみの品質更新プログラム』
3/14 KB4088875 『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』
3/02 KB4091290 『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』 (2月度のICカードリーダーの不具合の修正)
[ 2018年2月度 ]
2/23 KB4075211 『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』
2/14 KB4074587 『セキュリティのみの品質更新プログラム』
2/14 KB4074598 『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』
[ 2018年1月度 ]
1/20 KB4057400 『マンスリー品質ロールアップのプレビュー』
1/15 KB4073578 AMD CPU環境でOSが起動できなくなる不具合の修正
1/05 KB4056894 『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』
1/04 KB4056897 『セキュリティのみの品質更新プログラム』
KB4100480の適用はWindowsUpdateから、もしくは下記のMicrosoft Updateカタログ(ファイル直リンク)からどうぞ。
- KB4100480 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit専用 / 7系その他のエディション
余談ですが、KB4100480の中身を展開してみたところ、テレメトリらしきファイルは見当たりませんでした(KB4100480には含まれていませんが、2018年2月度の『セキュリティのみ』以外には全てテレメトリが含まれています。詳しくは上記リストのリンク先をご覧くださいませ)。ファイルサイズは22.1MBと小さく、この問題の修正のみのパッチのようです。
備考: もし、この記事を2018年4月以降に見ている場合 WindowsUpdate産の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は累積されるため、2018年4月度以降の更新プログラムにはKB4100480が同梱されます。2018年4月度以降の『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』を適用済みの場合は、改めてKB4100480を適用する必要はありません。 また、2018年4月度のMSカタログ産KB4093108にもこの問題の修正が含まれています。KB4093108を適用済みの場合は改めて適用する必要はありません。 |
< Update 1 >
2018年3月度の更新プログラムでネットワーク関連の不具合を発生しないようにするための修正パッチKB4099950が公開されました。KB4099950については下記の記事をご覧くださいませ。
上記記事でも書いていますが、KB4099950の登場で、3月度の更新プログラムの適用順序が複雑になっていますので追記しておきます。3月度を適用する場合、下記の順番になります。
① KB4099950(ネットワーク関連の不具合発生を予防するパッチ)
↓
② KB4088878(セキュリティのみの品質更新プログラム) or KB4088875(セキュリティマンスリー品質ロールアップ) / KB4088881(マンスリー品質ロールアップのプレビュー。オプション。人柱パッチにつきインストール非推奨)
↓
③ KB4100480(メモリアクセスの脆弱性修正パッチ。本パッチ)
(備考:③はどのタイミングで入れても大丈夫です。①→③→②でも③→①→②でも最終的に③のファイルが優先されます。①は②に対する予防なので、②より前に入れる必要があります)