GPU,RADEON


(Source:AMD / SHROUT RESEARCH / TECH POWER UP)

2017年11月にRadeon Technologies Group(以下、RTG)のリーダー、Raja Koduri氏がAMDを退職しました。リーダー不在の間はAMDのCEO、Lisa Su氏が代理を務めていましたが、これを補うため、AMDは2018年1月23日(現地時間)、新たな人材を雇用し、役職に任命したことを発表しました。


[ Mike Rayfield氏 ]

Mike Rayfield氏はMicronでモバイルビジネスユニットのシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務め、Micronより前はNVIDIAのTegraチームを率いていました。AMDではシニア・バイス・プレジデント兼RTGのゼネラルマネージャーを務めることになります。


[ David Wang氏 ]

David Wang氏はSynapticsでシリコンシステム開発のシニア・バイス・プレジデントを務め、Synapticsより前はAMDでグラフィックスIPとチップ開発のコーポレート・バイス・プレジデントを務めていました。今回はAMDに復帰となり、RTGエンジニアのシニア・バイス・プレジデントを務めることなります。

Lisa Su氏は 「MikeとDavidは実績ある業界のリーダーです。彼らのリーダーシップの下、ゲームやGPUコンピューティング市場でRADEONのシェアが拡大し続けると確信しています」 と述べています。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1ドライバが公開されました。このドライバは18.1.1 AlphaからAlphaが取れたものとなっており、古いゲームが動作しない問題や、その他多数のバグフィックスがメインとなっています。

リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・一部の古いDirectX 9ゲームがクラッシュする問題
・Radeon Overlayでパフォーマンスメトリック機能を使用すると、FreeSync環境でスタッターが発生する問題
・保護されたビデオコンテンツ再生中に断続的にフリーズしたりハングアップする問題
・ストアアプリの『映画&テレビ』を使用すると、何も表示されない問題
・マルチGPU環境でStarcraft 2をプレイすると表示がおかしくなる問題
・ベゼル補正が正常に機能しない問題
・スリープから復帰後、Edgeでビデオ再生すると何も表示されない問題
・Radeon Overlayの色がおかしくなる問題
・WattManのファンスライダーが正常に機能しない問題
・Vulkan API使用時、Enhanced Syncが有効にできない問題
・マルチGPU環境でPUBGのメニューでフリッカーが発生する問題
・マルチGPU環境でCLINFOが正常な値を反映しない問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

CPU,RADEON


(Source:First Hybrid Intel-AMD Chip Benchmarks With Dell XPS 15 Show ...)

RADEON搭載CPUとなるi7-8705Gを採用したDELLのノートPC、『Dell XPS 15 2-in-1』のRise of the Tomb Raiderでのベンチマーク結果が公開されました。サクッと結果をどうぞ!

CPU,RADEON

AMDは、デスクトップ版Raven Ridgeとなる『RYZEN 5 2400G』と『RYZEN 3 2200G』を正式に発表しました。

 RYZEN 5 2400GRYZEN 3 2200G
アーキテクチャZen
コア/スレッド4C8T4C4T
ベースクロック
(CPU)
3.6GHz3.5GHz
ターボクロック
(CPU)
3.9GHz3.7GHz
DDR4DDR4-2933
GPUVega 11Vega 8
CU118
SP704SP512SP
ベースクロック
(GPU)
1,250MHz1,100MHz
ソケットAM4
TDP65W
希望小売価格
(SEP / Suggested Etail Price)
169ドル99ドル

注目となるのがお値段。非常にお手ごろ価格となっています。

また、AMDは、IntelのデスクトップCPUに内蔵されたGPUよりも高性能であることをスライドショーでアピールしています。

これらCPUの登場時期は2018年2月12日になるとのことです。

以下、公開されたスライドショーになります。

CPU,RADEON


AMDは第2世代となる12nm版RYZEN Pinnacle Ridgeが2018年4月にローンチとなることを発表し、CPUのロードマップを公開しました。


ロードマップでは2018年にZen+、2019年にZen 2、2020年にZen 3が予定されており、毎年新しいRYZENが登場することになりそうです。

また、AMDはGPUのロードマップも公開しました。

Vegaの次は7nm版Vegaとなるようです。新しいアーキテクチャとなるNaviの登場時期は2019年予定とのことです。

CPU,RADEON

IntelはRADEON搭載CPUとなる『8th Gen Intel Core processor with Radeon RX Vega M Graphics』(以下、8000Gシリーズ)を正式に発表しました。

 i7-8809Gi7-8709Gi7-8706G
(vProモデル)
i7-8705Gi5-8305G
コア/スレッド4C8T
ベースクロック3.1GHz2.8GHz
ターボクロック4.2GHz4.1GHz3.8GHz
GPURadeon RX Vega M GH GraphicsRadeon RX Vega M GL Graphics
CU2420
SP1,5361,280
ベースクロック1,063MHz931MHz
ターボクロック1,190MHz1,011MHz
VRAM4GB HBM2
TDP
(全パッケージ)
100W65W

RX Vega M GL搭載モデルではGTX 1050 4GB以上、RX Vega M GL搭載モデルではMax-Q版GTX 1060 6GB以上であることをスライドショーでアピールしています。

これらのCPUが搭載された多くの製品は2018年春頃に登場すると言われており、Intel NUCからはNUC8i7HVK、NUC8i7HNKの2つの製品が予定されています。

また、DELLやHPからも近いうちに8000Gシリーズ搭載製品が発表予定とのことです。

以下、公開されたスライドショーになります。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 18.1.1 Alphaドライバが公開されました。17.12.1以降で、一部の古いゲームが動かなくなる不具合が出ていましたが、このドライバではその不具合が修正されています。

ただし、注意点として 「このAlphaドライバはAMDによって完全にテストされていないため、一般的な使用には推奨されません」 と記載されています。Alphaドライバということもあり、安定性がどれほどのものかは未知数ですが、試してみたい方は下記よりダウンロードをどうぞ。

2018/1/19追記
Alphaの取れた18.1.1ドライバが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

PCゲーム全般,RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.1以降で一部の古いゲームが動作しなくなった問題について、当初、テクニカルサポートエンジニアのray_m氏は

    これらのタイトルは2007年のものです。この問題は古いAPIモジュールによって引き起こされた可能性が高く、貴重なエンジニアリングリソースを割くことはまずありません。

と述べていましたが、ソフトウェアディレクターのTerry Makedon氏は下記のツイートをしました。

    私は 「AMDは古いゲームをサポートしない」 という記事を目にしましたが、これは真実ではありません。私たちはバグを特定し、修正を急いでいます。『Command & Conquer 3』シリーズや『The Witcher: Enhanced Edition』などが再び動くでしょう。

ray_m氏の対応は不具合を 「修正しない」 と言い、ユーザの最後の書き込みからわずか25分後に、臭いものには蓋をするかのごとく当該スレッドをロックしたりと、どこからどう見ても塩対応でした。今回のTerry Makedon氏の発言はそれとは180度異なり 「修正する」 と明言しています。

良い方向に捉えるならray_m氏との間に何かしらの齟齬があったのか、邪推するなら炎上したから対応を変えたのか、あるいはray_m氏が言動や行動に問題のある人物なのか、真相はわかりませんが、モヤっとしたものは残りつつもAMDが方針を改めてくれたことは古いゲームファンにとっては朗報と言えるでしょう。

2018/1/5追記
修正されたドライバが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,RADEON


(Source:Intel)

RADEONを搭載したIntel CPU『i7-8809G』がIntelのサイトに掲載されました。

ベースクロックは3.1GHz、コアは4C8Tとなり、以前にリークされた情報と一致していることが確認されました。このリストはIntelのサイトの

オーバークロック対応CPUのページに掲載されており、8000Gシリーズもオーバークロックが可能であることが明らかになりました。

今回、掲載されたのはi7-8809Gだけですが、他にもi7-8705Gとi7-8706Gがラインナップされると言われています。

CPUCore i7-8809GCore i7-8705GCore i7-8706G
CPU Clock3.1 GHz3.1 GHz
Cores / Threads4C8T4C8T
GPU Device ID694C:C0694E:C0
SP1536SP (24CU)
GPU Clock
1000 ~ 1200 MHz

2018/1/8追記
Intelが正式に発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【CPU】 Intel、RADEON搭載CPU 8000Gシリーズを正式に発表

PCゲーム全般,RADEON


(Source:AMD Forum 12 / Reddit)

Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.1以降で2007~2008年のゲーム『Command & Conquer 3』シリーズや『The Witcher: Enhanced Edition』などでエラーが出たり起動しないといった不具合が出ており、AMDのフォーラムで話題になっています。

この問題に対してAMDは下記の回答を行いました。

RADEON

Radeon Software Adrenalin Edition 17.12.2ドライバが公開されました。リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・ハイブリッドGPU環境で再起動後、Radeon設定のVideoタブが消える問題
・AMD XConnect環境でホットプラグ時にハングアップする問題
・デスクトップ解像度が低く設定されているとスケーリングが有効にならない問題
・リージョンウィンドウを閉じてもRadeon ReLiveで録画され続けてしまう問題
・3x1のモニタ構成でEyefinity作成中やゲーム中に不安定になる問題
・Windows7環境でパフォーマンスメトリックを使用するとArk Survival Evolvedの表示がおかしくなる問題
・Samsung CF791をフルスクリーンで使用するとブラックスクリーンになる問題
・ブラウザやUWPアプリでNetflixを再生するとスタッターが発生する問題
・アップデート中にRadeonオーバーレイパフォーマンスメトリックが表示されたり消えたりする問題
・色温度の設定をリセットすると誤った色になる問題
・Star Wars: Battlefront IIで表示がおかしくなる問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。

RADEON

AMDはRadeon Software Adrenalin Edition 17.12.1を公開しました。このドライバは年1回の大型アップデートとなり、フレームレートやGPUの状態を表示するオーバーレイ機能の追加や、WattManの設定をファイルにセーブ&ロード機能の追加、パフォーマンスの向上などが含まれています。

追加機能のより詳細な情報は4gamerで解説されているので、下記ページをご覧くださいませ。

また、リリースノートによると、下記の不具合の修正が施されています。


・一部のシステム構成でOverWatchがハングする問題
・Tom Clancy's Rainbow Sixをプレイ中、手榴弾や爆薬で安倍を破壊したときにゲームがハングする問題
・Netflixを再生するとスタッターが発生する問題
・ReLiveで録画後、GPU使用率やクロックが高いまま維持してしまう問題
・Assassin's Creed: Originsの洞窟ミッションで表示がおかしくなる問題
・Mass Effect AndromedaでHDRを有効時に発生する問題 (※詳細は未記載)
・Forza Horizon 3で岩や葉の表示がおかしくなる問題
・Halo Wars 2起動時にクラッシュする問題
・RX VegaシリーズのマルチGPU環境でHBCCを有効にすると、再起動するまでセカンダリGPUのRadeon設定が表示されない問題
・HBCCを有効にしたままRadeon設定のウィンドウサイズを変更すると、ハングしたりUIが再起動する問題


ダウンロードは下記サイトからどうぞ。