WindowsUpdate,ハードウェア全般

これまでのあらすじ。

MicrosoftはSurfaceシリーズで、Web上の仕様と異なる製品を出荷したりWUに配信されたファームウェア適用でバッテリーを大量消費するようになったり電源コードが異常過熱でリコールになったり液晶がチラつくようになったりWUに配信されたファームウェアの適用で何回もBSoDになったり (自分の知ってる範囲で3回)WU後OS起動時に5~10分間ブラックスクリーンになる不具合の修正に2ヶ月かけたりv1803 April 2018 Update適用後にマウスとキーボードが動作しなくなったりdGPUのGTX 1050が検出されなくなったり液晶の表示が乱れる物理的欠陥を発売から約2年半も放置し続けたり様々な不具合と手間と放置をユーザーに提供してきました。

自分で書いておいてなんですが、こうやって見るとにわかには信じがたいものがありますね……。もし、自分がこれを初めて見て、記事へのリンクがなかったら 「またまた~、いくらなんでもそんなに不具合出さないでしょ」 って思っていたかも。信じられない人は是非ともリンク先をご一読ください。これ、全部マジです。

それははさておき、MicrosoftがまたまたSurface Pro 4でやらかしました。

2018年7月26日(米国時間)にWindowsUpdateに配信されたSurface Pro 4用のファームウェアアップデートとなる『Surface ME – Firmware 11.8.50.3448』を適用後、タッチスクリーンやペンが死亡することが判明しました。そしてこの不具合は未だに解決しておらず、1ヶ月近く放置されています。

Microsoftコミュニティでは被害に遭ったSurface Pro 4ユーザーたちがなんとか解決しようと奮闘していますが、手も足も出ず、Microsoftが修正を公開するまでお手上げ状態となっています。はたして、Microsoftはいったいいつになったら修正を公開するのでしょうか。

この不具合にお悩みの方は、下記Microsoftコミュニティの当該スレッドで情報を追っておいた方が良いでしょう。

Microsoftコミュニティ
Surface Pro 4 - broken after 26th July update

Windows,ハードウェア全般

Surface Book 2でdGPUのGeForce GTX 1050が検出されなくなるという不具合が発生しています。この不具合はMicrosoftコミュニティで2018年1月26日に報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年7月25日時点で473件にもなっており、多くの人がこの不具合に悩まされていることが窺えます。

ハードウェア全般

2011年2月~2018年3月までに製造されたパナソニックのノートパソコン用バッテリーに発火の恐れがあるとして、同社はバッテリーの劣化状況を診断し、最適な充電量に制御して発火の危険性を回避する『バッテリー診断・制御プログラム』を2018年6月12日公開しました。

対象機種は下記になります。

ハードウェア全般

東芝は同社のノートパソコン用ACアダプタに発煙・発火の恐れがあるとして、交換・回収を行うことを発表しました。対象となるACアダプタは下記になります。

ACアダプタ
部品番号
G71C0009S210G71C0009T110G71C0009T210G71C0009T116
営業型番
(オプション)
PAACA028-
回収対象
ACアダプタ
製造期間
2011年2月、3月、6月2009年12月
2010年3月~7月
2011年1月~4月2011年7月

東芝製ノートパソコンをお使いの方は一度ご確認くださいませ。詳細および回収・交換の申し込みは下記のリンク先へどうぞ。

ハードウェア全般

『レトロコンボHDMI』『16ビットコンパクトMD』

コロンバスサークルより、ファミコン&スーパーファミコン互換機『レトロコンボHDMI』と、メガドライブ互換機『16ビットコンパクトMD』が発売されました。

レトロコンボHDMIはその名のとおりHDMIに対応し、ファミコンとスーパーファミコンのソフトが楽しめる互換機となっています。また、本体に88種類のオリジナルゲームを搭載しているため、カセットがなくても遊ぶことができます。

16ビットコンパクトMDはメガドライブのソフトが楽しめる互換機となっており、スイッチ変換で海外版(ジェネシス)にも対応します。こちらはHDMIには対応しておらずAV接続のみとなります。

それぞれ、遊ぶために必要なものが一式揃っているので、ゲームソフトがあればすぐにでもお楽しみいただけます。

セット内容
レトロコンボHDMI16ビットコンパクトMD
・レトロコンボHDMI本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1
・HDMI端子ケーブル x1
・本体内蔵ゲーム88種類
・16ビットコンパクトMD本体 x1
・専用コントローラ x2
・ACアダプタ x1
・AV端子ケーブル x1

 

ただし、互換機のため、全てのゲームで完全な動作保証はされておらず、一部のゲームではオリジナル音声と異なったり動作が不安定になる場合があるとのことです。

希望小売価格はレトロコンボHDMIが税込14,904円、16ビットコンパクトMDが税込3,996円。

Windows,ハードウェア全般

Surface Pro 4の液晶の欠陥について覚えているでしょうか。

上記動画を再生していただければわかりますが、Surface Pro 4は液晶の表示が乱れるという欠陥を抱えており、冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと収まることから、Surface Pro 4内のチップの過熱が乱れの原因と考えられています。

これまでの経緯は下記の記事を時系列順にご覧くださいませ。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムに報告されて以降、『同じことが知りたい』数は2018年5月12日時点で2878件にもなっており、非常に多くの被害者がいることが窺えます。Microsoftはこの欠陥をずっと放置していましたが、ついに欠陥を認め、対応することをやっと発表しました。

GeForce,ハードウェア全般

ASRockはMicro STXの小型ベアボーンキット『DeskMini GTX/RX (Z370)』シリーズを発表しました。チップセットはZ370を採用し、GPUはMXMフォームファクタのGTX 1080またはGTX 1060を搭載しています。

GTX 1080 / 1060を搭載しながらもそのサイズは他社製品と比べて小型となっています。

メモリはDDR4-2666 SO-DIMMに対応し最大32GB、ストレージ周りはSATA3.0 x2、M.2スロット x3。CPUに関してはTDP65Wまでとされているためチョイスには注意が必要です。

なるべく小型でパワフルなゲーミングマシンを作りたいという人には良い選択肢になりそうですね! なお、各ラインナップの発売時期と価格はまだ明らかになっていません。

CPU,ハードウェア全般

アメリカのPCメーカー、NextComputingは、THREADRIPPER 1950Xを搭載したポータブルPC『Radius TR』を発表しました。それがこちら。


ポータブル……(困惑)

ちょっとポータブルを辞書で引いてみましょうか。

ポータブル【portable】
機器などが、手軽に持ち運びできる大きさ、重さであること。携帯用。多く他の外来語と複合して用いる。

(大辞林 第三版の解説より)

これを手軽に持ち運ぶってどれだけの筋力が必要なんでしょうか/(^o^)\ より詳細なスペックに興味がございましたら下記のNextComputingのページをご覧くださいませ。しかし、携帯する上でもっとも気になるであろう重量についてはなぜか書かれていません……。

NextComputing
Radius TR - NextComputing - Extreme Performance Computing Solutions

Windows,ハードウェア全般

前回のあらすじ。Surface Pro 4で液晶の表示が乱れる不具合が発生。Microsoftの対応は絶賛放置中。

そんな致命的な欠陥を抱えているSurface Pro 4ですが、ついに液晶の表示が乱れる原因が判明しました。下記の動画をご覧くださいませ。

おわかりいただけたでしょうか。冷凍庫に入れると表示の乱れがピタリと止んでいます。つまり、Surface Pro 4内のチップが過熱していることが乱れの原因と考えられます。

この欠陥は2017年1月にMSフォーラムで報告されて以降、2018年2月4日時点で『同じことが知りたい』数は1927件にもなっており、非常に多くのユーザがこの欠陥に苦しまされていることが窺えます。

なお、Microsoftはこの欠陥に対して正式な発表と対応は何も行っていません。冒頭でも述べましたが絶賛放置中です。もし、Surfaceシリーズを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 のMicrosoftの対応は、こういうサポート体制であることをしっかりと念頭に置いてご検討ください。

2018/5/12追記
Microsoftがやっとこの欠陥を認めました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

GPU,ハードウェア全般


(Source:TSMC Breaks Ground on Fab 18 in Southern Taiwan Science Park)

TSMCは5nmプロセスの生産を担う新工場、Fab 18のフェーズ1の起工式を行ったことを発表しました。

TSMCによると、2019年Q1にフェーズ1の建屋を完成させて設備の搬入を始め、2020年初めに生産開始。また、フェーズ2は2018年Q3に起工し2020年中に生産開始、フェーズ3は2019年Q1に起工し2021年に生産開始の予定。3フェーズ全ての建屋が稼動すると、年間100万枚以上の12インチウェハが生産可能になるとのことです。

ハードウェア全般


(画像クリックでAmazonへ)

SanDisk Extreme Pro microSDXC 128GB SDSQXCG-128G-GN6MA』を購入したので軽くレビューを。Extreme ProブランドのmicroSDカードはどれくらい速いのか。

比較対象は、手元にある他のカードで一番容量の多い『Toshiba Exceria M301 32GB THN-M301R0320C4』になります。

それではサクッとどうぞ!

ウイルス,ハードウェア全般

OMEN、ENVY、EliteBookなどのHP製ノートPC数百台に、キーロガーとして悪用できるデバッグコードが含まれていることが判明しました。このコードはSynaptics TouchpadドライバのSynTP.sysに仕込まれており、デフォルトでは無効になっているものの、下記のレジストリ値を設定すれば有効にできるとのことです。

    HKLM\Software\Synaptics\%ProductName% HKLM\Software\Synaptics\%ProductName%\Default

HPは影響を受けるノートPCのリストと、ドライバのアップデートを公開しました。HP製ノートPCをお使いの方は、下記のリンク先で確認しておいた方が良いでしょう。

HPはつい先日もテレメトリサービスを配信して、大幅なパフォーマンスの低下を引き起こしたり、同意なくインストールされたなどとしてユーザから非難を浴びています。

Windows,ハードウェア全般

これまでSurfaceは、Web上の仕様と異なる製品を出荷したり、ファームウェア適用でバッテリを大量消費するようになったり、電源コードが異常過熱でリコールになったり、液晶がチラつくようになったり、WUに配信されたファームウェアの適用で何回もBSoDになったり(自分の知ってる範囲で3回)、様々な不具合と手間をユーザに提供してきました。

また、つい先日、OS起動時のブラックスクリーン問題が修正されましたが、修正までに約2ヶ月もかけており、自社製品に対してやる気のないサポート体制を見せ付けたのは記憶に新しいでしょう。

そんなSurfaceシリーズですが、Surface Pro 4には未解決の致命的な問題があります。下記の動画をなるべく大きなサイズでご覧ください。

おわかりいただけたでしょうか。画面下半分くらい、表示が小刻みに揺れています。これはカメラのせいでこう映っているのではなく、実際にSurface Pro 4の表示が揺れているのです。

この問題は2017年1月にMSフォーラムで報告されて、2017年11月4日現在、『同じことが知りたい』数は1215件にもなっています。ユーザからは 「Surfaceで雑誌や記事を読むことができません。テキストを読むには外部モニタを接続する必要があります」 といった深い悲しみに包まれたコメントなども出ています。そして、この問題は未だ解決しておらず、放置されたままとなっています。

Surfaceシリーズは複数あるため、全部が全部、何かしらの問題を抱えているわけではないと思います。しかし、これからSurfaceを買おうと思っているなら 「何かあったとき」 Microsoftはこういうサポート体制であることはしっかりと念頭に置いて検討すべきでしょう。

2018/2/4追記
ついにこの問題の原因が判明しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

ハードウェア全般,メモリ


(Source:TECH POWER UP / TrendForce)

<ザックリ意訳>
TrendForceによると2018年のDRAM供給量は19.6%増加することが予想されている。しかし、需要は20.6%増加することが見込まれているため、供給不足の傾向は持続するだろう。これは価格設定が現在のレベルのまま安定するか、あるいは増加する傾向にあることを意味している。


上記内容がTECH POWER UPとTrendForceにて報じられました。2018年になってもメモリ価格が安くなることはなさそうな気配です/(^o^)\

GPU,ハードウェア全般

ケーブル側でアンチエイリアスを掛けられるHDMIケーブル『mCable Gaming Edition』が登場しました。何を言っているのかわからないと思いますが、自分も初見では 「??」 でした。

どういうことかと申しますと、HDMIケーブルの中に映像にアンチエイリアシングを行うチップが組み込まれており、

文字通りにケーブル側でアンチエイリアス処理を行うという代物です。なにこれすごい。

対応する最大フレームレートは120fps(1920x1080)までで、使用には電力が必要になるため

USBケーブルを接続する必要があります。お値段119ドルからで下記サイトで発売中です。

 mCable Gaming Edition
 http://www.marseilleinc.com/mcable-gaming-edition/