上記は2018年1月に発表されたAMDのロードマップです。AMDは以下のようにロードマップを更新しました。
【CPU/マザボ】 RYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題、AMDが修正を発表
先日、話題になったRYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題について、AMDが続報を公開しました。AMDによると、同社はこの問題を修正したBIOS『AGESA 1.0.0.3 ABBA』をマザーボードパートナーにリリースしており、マザーボードパートナー側でのテストを経て、約2~3週間ほどで利用可能になる見込みとのことです。
この問題にお悩みの方は、お使いのマザーボードのWebページを要チェックですね。
【CPU】 Intel、Core i9-9900KSおよびCascade Lake-Xを2019年10月発売と発表
(Source:Intel / medium - Ryan Shrout @ Intel / @LegitReviews)
Intelは、Core i9-9900KSおよびCascade Lake-Xを2019年10月に発売することを発表しました。
『S』のないi9-9900Kの8コアターボは最大4.7GHzですが、i9-9900KSでは8コアターボ時に最大5.0GHzで動作し、Intelのメインストリーム帯では最高性能のプロセッサとなります。
Cascade Lake-Xは次期HEDTとなり、Intelによると1ドルあたりのパフォーマンスは以下のようになることをアピールしています。
【CPU】 RYZEN 3000シリーズでブーストクロックが伸びない問題。AMDがBIOSアップデートを発表
RYZEN 3000シリーズにて、環境によってはブーストクロックが最大値まで到達しない問題が発生しています。この問題を調査したオーバークロッカーのder8auer氏によると、以下のようなリザルトになりました。
【CPU】 Intel CPUに新たな脆弱性『SWAPGSAttack』(CVE-2019-1125)。2019年7月度のWindowsUpdateで修正済み
Intel CPUに『SWAPGSAttack』(CVE-2019-1125)と名付けられた新たな脆弱性が見つかり、情報が公開されました。この脆弱性を悪用されると各種データを盗まれる危険性があるとのこと。
『SWAPGSAttack』について研究しているBitDefenderによると、現在のところIvy Bridge (Core i-3000シリーズなど) + Windowsという環境でのみ影響を受けることが判明しています。AMD CPUは影響を受けません。また、Linux環境でも影響がなかったものの、テストはまだ完全には完了していないとのこと。
不幸中の幸いなのは、この脆弱性の対策にBIOSアップデート等は不要で、Windows側のアップデートだけで対応が可能となっており、Microsoftが2019年8月6日付けで公開した情報によると、2019年7月度のWindowsUpdateにこの脆弱性の修正が含まれているとのことです。
【CPU】 AMD、RYZEN 3000シリーズ向けチップセットドライバアップデートを公開。『Destiny 2』が正常動作しない不具合を修正
AMDは、RYZEN 3000シリーズ環境にて、ゲームの『Destiny 2』が正常に動作しない不具合を修正したChipset Driver 1.07.29をリリースしました。
この不具合はCPUのエラッタに起因するもので、『Destiny 2』だけに限らず、一部のLinuxディストリビューションも正常に動作しないとの報告が出ています。そのため、今回はWindowsのドライバ側での修正が行われていますが、将来的にはBIOS側での修正を予定しているとのこと。
他にも、今回のアップデートでは、Windows10の電源管理を『Ryzen Balanced』にした場合にCPUの電圧が高くなるといった不具合の修正も含まれています。
また、上記不具合の修正を確認できるように、より確度の高い値が得られるようになったRyzen Master 2.0.1.1233も同時にリリースしました。
RYZEN 3000シリーズをお使いの方はアップデートされてみてはいかがでしょうか。ダウンロードは以下のリンクよりどうぞ!
【マザボ/CPU】 RYZEN 3000シリーズ推奨/非推奨マザーボードリスト
海外の有志により、RYZEN 3000シリーズ推奨/非推奨マザーボードリストが作成されました。ほとんどのマザーボードは定格で使用する分には何の問題もありませんが、オーバークロックを前提とした場合、特に300/400シリーズでは非推奨とされる物が多くあるため、一度目を通しておいた方が良いかもしれません。
RYZEN 3000シリーズ推奨/非推奨マザーボードリスト
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1d9_E3h8bLp-TXr-0zTJFqqVxdCR9daIVNyMatydkpFA/htmlview
このリストはあくまで有志が作成したもののため、どこまで信じるかの判断はお任せいたします。自己責任にてご活用くださいませ。
【CPU/マザボ】 MSIの300 / 400マザーボードにRYZEN 3000シリーズ対応BIOSを適用する際の注意点
MSIはRYZEN 3000シリーズに対応した300 / 400マザーボード用のベータBIOSを公開しました。しかし、BIOS用ROMの容量が少なく、容量節約のためにいくつか仕様変更されているので注意が必要です。
以下、変更点になります。
【CPU/マザボ】 RYZEN 9 3900X / RYZEN 7 3700XをX470マザーボードで使うとパフォーマンスに違いはある?
RYZEN 9 3900XおよびRYZEN 7 3700XをX470マザーボードで使用した場合、X570マザーボードと比較してパフォーマンスにどのような差が生じるのか。海外メディアのTECH POWER UPにて検証されました。結果がこちら!
【CPU】 RYZEN 9 3900X / RYZEN 7 3700Xの各種ベンチマーク公開
RYZEN 9 3900XおよびRYZEN 7 3700Xのレビューが各所で一斉に公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!
<日本国内>
4gamer
「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー
PC Watch
第3世代Ryzenが驚異的性能でIntelを圧倒。Ryzen 9 3900X/Ryzen 7 3700Xレビュー
<海外>
PC Perspective
AMD Ryzen 7 3700X and Ryzen 9 3900X Review
Guru3D
AMD Ryzen 7 3700X and Ryzen 9 3900X
TECH POWER UP
AMD Ryzen 9 3900X
Kit Guru
AMD Ryzen 9 3900X & Ryzen 7 3700X ‘Zen 2’ CPU Review
ということで、各所のわかりやすいリザルトからサクッと各パフォーマンスを見ていきましょう。まずはCinebench R15から。
【CPU】 AMD、RYZEN 3000シリーズの国内価格を発表
AMDはRYZEN 3000シリーズの国内価格を発表しました。日本円での希望小売価格は以下になるとのことです。
モデル | コア/ スレッド | TDP (Watts) | ベース/ ブースト クロック (GHz) | キャッシュ (MB) | PCIe4.0 レーン (Processor+ AMD X570) | 希望小売価格 USD 日本円 | 発売日 |
RYZEN 9 3950X | 16/32 | 105W | 3.5/4.7 | 72 | 40 | $749 未定 | 2019年 9月 ↓ 11月 |
RYZEN 9 3900X | 12/24 | 105W | 3.8/4.6 | 70 | 40 | $499 59,800円 (税別) 64,584円 (税込) | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3800X | 8/16 | 105W | 3.9/4.5 | 36 | 40 | $399 46,980円 (税別) 50,738円 (税込) | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3700X | 8/16 | 65W | 3.6/4.4 | 36 | 40 | $329 39,800円 (税別) 42,984円 (税込) | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600X | 6/12 | 95W | 3.8/4.4 | 35 | 40 | $249 29,800円 (税別) 32,184円 (税込) | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600 | 6/12 | 65W | 3.6/4.2 | 35 | 40 | $199 23,980円 (税別) 25,898円 (税込) | 2019年 7月7日 |
2019/7/8追記
RYZEN 3000シリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【CPU】 AMD、16C32TのRYZEN 9 3950Xを発表。Zen 2のゲーミングパフォーマンスはなんと
RYZEN 9 3950XがAMDから正式に発表されました。スペックは既報どおり上記になり、2019年9月発売、希望小売価格は749ドルとのこと。
モデル | コア/ スレッド | TDP (Watts) | ベース/ ブースト クロック (GHz) | キャッシュ (MB) | PCIe4.0 レーン (Processor+ AMD X570) | 希望小売価格 (USD) | 発売日 |
RYZEN 9 3950X | 16/32 | 105W | 3.5/4.7 | 72 | 40 | $749 | 2019年 9月 ↓ 11月 |
RYZEN 9 3900X | 12/24 | 105W | 3.8/4.6 | 70 | 40 | $499 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3800X | 8/16 | 105W | 3.9/4.5 | 36 | 40 | $399 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 7 3700X | 8/16 | 65W | 3.6/4.4 | 36 | 40 | $329 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600X | 6/12 | 95W | 3.8/4.4 | 35 | 40 | $249 | 2019年 7月7日 |
RYZEN 5 3600 | 6/12 | 65W | 3.6/4.2 | 35 | 40 | $199 | 2019年 7月7日 |
コア数もさることながら、AMDはシングルスレッドも以下のように向上していることをアピールしています。