CPU


中国・上海の国有企業『兆芯 (Zhaoxin)』が中国産x86プロセッサKX-5000シリーズのリリースを発表しました。28nmプロセスで製造されたKX-5000シリーズは、最大8コア、ベースクロック2.2GHz / ターボクロック2.4GHzで動作し、DDR4、PCIe3.0、SATA3、USB3.1Gen2をサポートします。

性能の指標となる他社製品と比較したベンチマークなどは明らかにされていませんが、28nmということやクロックの低さから、ミドル・ローレンジをターゲットにした性能であることが予想されます。

兆芯によると、次世代となるKX-6000シリーズでは16nmプロセスで3GHz駆動をターゲットにしており、さらにその先のKX-7000シリーズではAMDと同じ水準に達することを目標にしているとのことです。

2018/1/23追記
KX-5000 SoCプロセッサのラインナップとベンチマークが公開されました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,RADEON


(Source:Intel)

RADEONを搭載したIntel CPU『i7-8809G』がIntelのサイトに掲載されました。

ベースクロックは3.1GHz、コアは4C8Tとなり、以前にリークされた情報と一致していることが確認されました。このリストはIntelのサイトの

オーバークロック対応CPUのページに掲載されており、8000Gシリーズもオーバークロックが可能であることが明らかになりました。

今回、掲載されたのはi7-8809Gだけですが、他にもi7-8705Gとi7-8706Gがラインナップされると言われています。

CPUCore i7-8809GCore i7-8705GCore i7-8706G
CPU Clock3.1 GHz3.1 GHz
Cores / Threads4C8T4C8T
GPU Device ID694C:C0694E:C0
SP1536SP (24CU)
GPU Clock
1000 ~ 1200 MHz

2018/1/8追記
Intelが正式に発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【CPU】 Intel、RADEON搭載CPU 8000Gシリーズを正式に発表

CPU,GPU

Intelは第6世代のSkylakeから第8世代のCoffee Lakeまでを対象にしたiGPUドライバ『Intel Graphics Driver for Windows 15.60.1.1.4901』を公開しました。このドライバにはBattlefield 1、Star Wars Battlefront II、Rise of the Tomb Raiderなどのゲームへの最適化が含まれています。

と言っても、iGPUでこの辺のゲームをやりこんでいる人はあまりいないかと思われます。注目はゲーム以外の以下の改善点。

  • バランスモードまたはパワーセービングモードでのフレームレートのレポート精度の向上
  • DX12またはVulkanを使用した場合のMSAAパフォーマンスの大幅な向上
  • 7th Gen Coreプロセッサー以上でのH.265/HEVC動画再生パフォーマンスの向上
  • Intel Media SDK(MSDK)の改良により、PowerDirectorやMAGIXなどでのエンコーディング品質の向上

第7世代のKaby Lake以降のiGPUをお使いの方で、H.265/HEVCの動画再生がイマイチと感じている人はアップデートしてみる価値があるかもしれません。

ダウンロードは下記サイトよりどうぞ。対応OSはWindows10 64bit v1607 Anniversary Update以降となります。

CPU,マザーボード

中国語圏で、Z170マザーボードでCoffee Lake i3-8350Kの動作を成功させた猛者が現れました。



しっかりとWindowsを起動することもでき、オーバークロックをすることも可能だそうです。しかし、今のところ1スロット目のPCIeを使用することはできず、iGPUも認識しないとのこと。

どうやってZ170マザーボードで動作させたかというと、

CPU,RADEON


(Source:AMD's James Prior talks (Ry)zen 2 and Vega 11)

Raven RidgeとZen 2に関してちょっとした話題をご紹介。以下の情報はOverclockersUKのライブストリームに出演したAMDの中の人の発言に基づいています。

CPU,RADEON


(Source:Our first Ryzen 5 2500U benchmarks are in and Intel has every reason to worry)

海外メディアのNOTEBOOK CHECKにて、Raven RidgeことRyzen Processor with Radeon Vega Graphics搭載のノートPC『ENVY X360』のベンチマークがリークされました。

搭載されているCPUモデルは『RYZEN 5 2500U』になります。Raven Ridgeはどれほどの性能なのか、サクサクッと見てまいりましょう。

CPU,マザーボード

海外でZ370 / Coffee Lake環境にWindows7のインストールができたという報告が出てまいりました。何かしらの理由でCoffee Lake環境でWindows7を使いたいと思っていた人には朗報ですね。インストール手順は下記のページをご参照くださいませ。

Overclock.netフォーラム
How to install Windows 7 on Coffee Lake PC (Z370 chipset motherboard - Asus Maximus X Hero)

詳しくはフォーラムを見ていただくとして、以下、補足です。

フォーラムではASUS ROG Maximus X Heroを例に手順の説明がされていますが、投稿者によると

Windows10用ドライバとして公開されているIntel Chipset Driver (version 10.1.1.44 - 2017/08/30)はWindows7 / 8と互換性があります。

とのことで、ASUSだけでなく他社製品のマザーボードでもWindows7のインストールはできるようです。

ただし、各マザーボードメーカーが正式にサポートしているのはWindows10のみです。Windows7での動作目当てで購入して、万が一、上手くいかなかったとしても泣かない覚悟が必要です。不安であれば、ぐぐるなりしてWindows7での動作報告のあるマザーボードを選んておいた方が無難かと思います。

iGPUに関しては特に記載がないため、こっちはまだ打開できていないようです。Kaby LakeではマザーボードメーカーがVGAベータドライバを公開していたり、Inf書き換えなんて裏技がありました。Coffee Lakeでも何かしらの方法での打開報告が待たれます。

最後に、Coffee LakeもKaby Lakeと同様にWindowsUpdateは蹴られると思います。これに関してはいくつか打開策があるため、詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる

Good luck!

2018/11/8追記 ①
iGPUに関して少し進展がありました。Win7用ドライバとWin10用ドライバを合体させることで、いくつか問題点は残るもののWindows7である程度動作することに成功した模様です。合体ドライバの作り方など詳しくはこちらのMivas氏の書き込みをご覧くださいませ。

<合体ドライバの問題点>
・Windows Media Playerで動画再生すると音声のみ流れて映像が表示されない
・Intel Graphics Control Panelが正常に動作せず、設定が反映されない
・ハードウェアアクセラレーションが不安定で、これを使ったテストを行うとテストが停止する

<上手くいく動作>
・Media Player ClassicやVLC、GOMなどではちゃんと動画再生が可能
・ブラウザ上での動画再生にも問題なし
・エアロも完全に機能

2018/11/8追記 ②
Z390でもWindows7の動作報告が出てまいりました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

【CPU/マザボ】 朗報 Z390 / Core 9000シリーズ環境でもWindows7が動作。ただし別途USBカードが必要

CPU,マザーボード


(Source:ASUS Z370 Maximus X Apex Review)

前回のあらすじ、Z370もマザーボードによってはVRMの温度がヤバイと海外で報じらました。


(『OC』表記は5.0GHz時、何もなしは定格)

Gigabyte Z370 Ultra Gamingは5.0GHz時に100度超えという圧倒的な爆熱っぷり。

この件を報じた海外メディアのOC3Dが、新たにASUSのZ370マザーボード『ROG MAXIMUS X APEX』のレビューとVRM温度を公開しました。5.0GHzにOC時のVRM温度がこちら。

CPU,マザーボード


(Source:https://www.asus.com/us/Motherboards/PRIME-X370-PRO/HelpDesk_BIOS/)

ASUSはPRIME X370-PROなど、各AM4マザーボードのBIOSアップデートを公開しました。AGESA 1.0.7.1をベースとし、更新内容には『新しいプロセッサ』のサポートが表記されています。

この『新しいプロセッサ』が何かは書かれていませんが、ASUS ROGチームのElmor氏によるとAGESA 1.0.0.7にはRaven Ridgeのサポートが含まれているとのこと。AGESA 1.0.0.7以上となる1.0.7.1の『新しいプロセッサ』に、Raven Ridgeが含まれているのは間違いないでしょう。

注意点として、1.0.0.7から大規模なテコ入れが入るため、バグが発生する可能性があると言われています。現在お使いのBIOSで安定しているようでしたら、アップデートは慎重になった方が良いかもしれません。中国語圏では 「アップデート後、UEFIでのマウス動作がもっさりするようになった」 といった報告が出ています。

CPU,RADEON


(Source:New Intel Core Processor Combines High-Performance CPU ...)

IntelはRADEON GPUコアHBM2を搭載した新しいCPUを発表しました。このCPUは2018Q1(1~3月)に登場予定とのことです。

かねてよりRADEONを搭載したIntel CPUが出るやら出ないやらの噂は出ていましたが、本当に登場することになりました。この夢のタッグ、正直今でも信じられません。具体的なスペックはまだ明らかになっておらず、どれほどの性能を見せてくれるのか続報が待たれます。

Raven Ridgeシリーズとは競合しないのかも気になりますね!

2018/1/8追記
Intelが続報を発表しました。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。

CPU,マザーボード


(Source:Gigabyte Z370 Aorus Ultra Gaming Review)

Skylake-XのときにVRM温度が高くて問題になりましたが、Coffee LakeでもVRM温度は高いようです。海外メディアのOC3D.NETは、i7-8700Kの定格と5.0GHzのときのVRM温度を公開しました。それがこちら。

CPU

2017年10月26日、Intelのブライアン・クルザニッチCEOは2017年第3四半期(7~9月)の決算報告で、10nm世代について下記のように言及しました。

ブライアン・クルザニッチCEO
我々は2017年末までに少量の10nm製品を出荷する予定です。2018年後半には多くの10nm製品が利用可能になるでしょう。

同氏は2017年1月のCES 2017でも10nm世代となるCannon Lakeは 「2017年中に出荷予定」 と述べており、今回、再度明言した形となります。

しかし、最初は少量しか出荷されないため、海外メディアのLiliputingでは 「実際に入手できるようになるのは2018年中頃になるかもしれない」 といった予想もされています。