MOD潰しか。カプコン、11年前のゲームにDRMアップデート。不具合により一旦ロールバックするも再度実装予定
カプコンは、約11年前のゲームであるPC版『バイオハザード リベレーションズ』(BIOHAZARD REVELATIONS)にEnigma Protectorと呼ばれるDRMを実装しました。
このDRMを実装後、ユーザーからはゲームのフレームレートが下がった、カクつくようになった、そして、MODが動作しなくなったなどの不具合が報告されています。
特に問題となっているのはMOD。カプコンは2023年11月に、一部の悪質なMODによる風評被害や、MOD由来の業務負荷などを懸念して、MODの使用を取り締まることを示唆する動画を公開しています。
こういった背景があるため、今回、DRMアップデートが実施されてMODが動作しなくなったのは、MOD潰しのためとユーザーに受け取られ、SteamではMODファンなどから「不評」レビューが多数投稿されて炎上しています。
2024年1月10日~1月14日の間で300件以上の「不評」レビューが投稿された
本件について、カプコンは以下の発表をしました。
先日のアップデートにより不具合が確認されたため、ロールバックいたしました。問題が解決次第、アップデートを再度リリースさせていただきます。 [Source: Capcom] |
カプコンによると、不具合が見つかったためロールバックしたとのこと。しかし、問題が解決次第、再度、アップデートを行うとアナウンスしています。
カプコンの言う不具合が具体的に何を指しているのかは明らかにされていません。MODが動作しなくなったのは不具合だったのか、それともこちらは意図した通りだったのかは不明です。再度、Enigma Protectorを実装後にMODがどうなるのか、今後のカプコンの動向に注目が集まります。