一部アプリが正常に動作しない不具合。KB5019959やKB5019980、KB5019961などで発生

WindowsUpdate

WindowsUpdate

2022年11月9日に配信されたWindowsUpdateをインストールすると、一部のアプリケーションが正常に動作しなくなるという不具合が発生しています。

不具合概要

2022年11月9日に公開・配信されたセキュリティ更新プログラムをインストールすると、応研株式会社製会計アプリ『大臣NXシリーズ』の実行中に以下のようなエラーや不具合が発生する場合があります。

  • 起動時にODBCエラー、ステータスコード:37000 / ネイティブコード16909やステータスコード:00000 / ネイティブコード0が発生する場合がある
    大臣NXシリーズ - 起動時にODBCエラー
  • 日付が昭和表示になる

この不具合の影響を受けるOSおよび更新プログラムは以下。

  • Windows10 22H2 / 21H2 / 21H1
    KB5019959 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows11 22H2
    KB5019980 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows11 21H2
    KB5019961 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows8.1
    KB5020023 (2022年11月9日公開 ロールアップ)
  • Windows Server 2022
    KB5019081 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows Server 2019
    KB5019966 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)
  • Windows Server 2016
    KB5019964 (2022年11月9日公開 セキュリティ更新プログラム)

対処方法・回避策

本不具合の一時的な対処方法として、更新プログラムをアンインストールし、更新プログラムを一時停止するよう応研株式会社は案内しています。『大臣NXシリーズ』の最新情報については応研株式会社のページをご確認ください。

現在のところ、『大臣NXシリーズ』での不具合発生のみが確認されていますが、もしかしたら他社製のその他のアプリでも何かしらのエラーが発生するかもしれません。その場合は、同様に更新プログラムのアンインストールをお試しください。

なお、2022年11月9日の更新プログラムはセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。