ブーストクロック4.8GHzの16C32T ES版Zen 3 Ryzen
ドイツメディアのigor’sLABにより、新たなES版Zen 3 Ryzenのコードネームがリークされました。それがこちら。
100-000000059-52_48/35_Y
igor’sLABによると、このサンプルは16C32Tとのこと。コードネームの後ろ『48/35』はブーストクロック / ベースクロックを表しており、このサンプルがベース3.5GHz、ブースト4.8GHzの個体ということがわかります。
既存の16C32TプロセッサーとなるRyzen 9 3950Xはベース3.6GHz、ブースト4.7GHzとなっており、これよりもブーストが100MHz高くなっています。もちろん、この仕様はあくまでもES版のため、最終的な製品でどうなるかはまだわかりません。
16C32TのES版Zen 3 Ryzenは上記以外にも『100-000000059-14_46/37_Y』『100-000000059-15_46/37_N』というバリアントが過去にリークされています。
コア/ スレッド | ベース (GHz) | ブースト (GHz) | |
ES版Zen 3 Ryzen | |||
100-000000059-52_48/35_Y | 16C32T | 3.5 | 4.8 |
100-000000059-14_46/37_Y 100-000000059-15_46/37_N | 16C32T | 3.7 | 4.6 |
Zen 2 Ryzen | |||
Ryzen 9 3950X | 16C32T | 3.5 | 4.7 |
2020/10/9追記
Zen 3 / Ryzen 5000シリーズが発表されました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。