GeForce RTX 5090の性能向上幅と発売時期がリーク。NVIDIA従業員曰く、BlackwellはAmpereからAdaほどの向上はない
GeForce RTX 5090 / Blackwellアーキテクチャの性能向上幅についての情報が出てきました。YouYubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。
Blackwellについて新たな情報を得た。NVIDIAの情報筋が引用を許可してくれたので紹介したい。
最後の部分について少し補足したい。GeForce RTX 4090ではAD102 GPUのフルスペック(18432CUDA)から12.5%が無効化されて16384CUDAとなっている。NVIDIAが望めば、よりCUDA数の多いGeForce RTX 4090 Tiを発売することができた。GeForce RTX 5090でもこれと同様のことができるという意味だ。つまり、NVIDIAがやろうと思えば、Blackwell GPUの性能をフルに引き出して、RTX 4090からRTX 5090への性能向上幅を、RTX 3090 TiからRTX 4090と同程度にできるということだ。 [Source: Moore’s Law Is Dead] |
性能に関してかなり興味深いリークが出てきました。Moore’s Law Is DeadがNVIDIA従業員から得た情報によると、Blackwellの性能向上幅はAmpere → Adaほどではないとされています。ただ、余力は残されているようで、やろうと思えばそれと同程度にすることはできる模様です。
参考までに、GeForce RTX 4090とGeForce RTX 3090 Tiの1080pでのゲーム25タイトルの平均fpsが以下。
GeForce RTX 4090は243.2fps、GeForce RTX 3090 Tiは181.8fps。GeForce RTX 4090は、GeForce RTX 3090 Tiから約33.7%の向上を見せています。
Moore’s Law Is Deadのリークが本当であれば、今のところGeForce RTX 5090はこの向上幅よりも小さくなることが見込まれており、AMDの出方次第ではこれと同程度になる模様です。
GeForce RTX 5000シリーズは、早くて2024年10月、遅くても2025年1月のCES 2025までには発売される模様です。