ASUS製ルーターにリモートコード実行の脆弱性。深刻度は10点満点中9.8。RT-AX55、RT-AC86Uなどが対象。至急アップデートを
ASUSは、同社製ルーターの脆弱性を修正したファームウェアを公開しました。対象となるモデルは以下。
- ASUS RT-AX55
- ASUS RT-AC86U
- ASUS RT-AX56U_V2
2023年9月5日付けで公開されたTWCERT/CCの情報によると、上記3製品にはCVE-2023-39238、CVE-2023-39239、CVE-2023-39240の脆弱性があり、これらの脆弱性を悪用されることで、リモートでのコード実行、サービスの中断、デバイス上での任意の操作をされる恐れがあります。
CVSSスコア(最大10点)は3つともすべて9.8。深刻度『緊急』とされています。
この脆弱性は、以下のバージョン以降のファームウェアへとアップデートすることで修正されます。
- ASUS RT-AX55: 3.0.0.4.386_51948以降
- RT-AC86U: 3.0.0.4.386_51915以降
- ASUS RT-AX56U_V2: 3.0.0.4.386_51948以降
当該製品をお使いの方は、早急なアップデートが推奨されます。