ASUSとMSIがIntel第14世代Raptor Lake Refreshの情報をバラす
ASUSとMSIは、Intel第14世代となるRaptor Lake Refresh (Raptor Lake-S Refresh)の情報をサラッと公開しました。
まず、ASUSですが、同社WebサイトのIntel 700シリーズチップセットマザーボードのページには『BIOS READY FOR NEXT GEN INTEL PROCESSOR』と記されており、Intelの次世代CPUへの対応が謳われています。NDAがあるため、次世代CPUの具体的的な名前までは書かれていません。
ASUS Webサイト - トップページ
しかし、サイトのソースを見てみると、
ASUS Webサイトのソース
モロに『Intel 14th Gen Raptor Lake-S Refresh』と書かれており、本来、隠されなければいけないはずの情報が載っています。
そして極めつけはMSI。
MSI「第14世代Core i7-14700Kは8P+12E」
MSIは、生放送配信(現在は非公開設定)にて、Core i7-14700Kのコア数が前世代より増えて8P-Core + 12E-Coreになることをバラしました。
2023年6月、Intel Chinaは自らRaptor Lake Refreshの存在を明らかにしました。しかし、それはIntel Chinaが独断でやったことだったようで、本社に叱られたのか後日そのページは削除されました。2023年8月中旬にはASRockも中国WeiboでRaptor Lake Refreshの情報を公開しましたが、こちらも後日削除されました。
Intel本社からは、Raptor Lake Refreshに関するプレスリリースや正式発表はまだありません。しかし、これまでのリークから、Intelの次世代CPUがRaptor Lake Refreshになることや、Core i7-14700KのE-Coreが増えることなど、多くの情報がすでに明らかになっており、公然の秘密となってしまっています。
Raptor Lake Refreshは、2023年9月19～20日に開催が予定されているIntel Innovation 2023にて発表が見込まれています。