ASRockは米国の対中10%関税にどう対処するのか。製品価格への影響は。その回答は

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米国の対中10%関税に対して、ASRockはどう対処するのかが報じられました。海外メディアのPCMagが報じました。

2025年2月4日、米国は中国からの輸入品に対して10%の関税を課すことを決定した。この関税に対し、ASRockどのような対応をするのか、私たちはメールで尋ねた。ASRockからの回答が以下だ。

GPUカード(グラボ)など、その他製品に適用される10%の関税に対処するために、製造を他国に移転するには時間が必要です。移行期間中は、コスト増を反映して価格を引き上げる可能性があります。しかし、市場競争は激しく、価格を引き上げるのは容易ではありません。

― ASRock

ASRockは製造拠点を中国以外に移転することで、10%の関税や将来的な追加関税を回避する考えだ。具体的にどこの国に移転するつもりなのかは語らなかった。移転には何年もかかる可能性がある。

― PCMag

ASRockによると、製造拠点の移転を考えており、その期間中、グラボなどの製品価格を値上げする可能性があるとのこと。ASRockだけに限らず、中国に製造拠点があるほかのメーカーも似たような対応を取ることが考えられます。

Posted by にっち