Anker 321 Power Bank A1112モバイルバッテリーに火災の恐れ。海外でリコールをアナウンス [Update 1: 日本で販売されている製品は問題なし]
Ankerは、同社製モバイルバッテリーである『Anker 321 Power Bank』(型番: A1112)に火災の恐れのある欠陥が見つかったためリコールを行うことをアナウンスしました。
Ankerによると、Anker 321 Power Bank (A1112、ブラックモデル)で使用されているリチウムイオンバッテリーの一部が製造上の欠陥により過熱して、融解、発煙、発火などを起こし、火災に繋がる危険性があるとのこと。
この問題の影響を受ける恐れのあるバッテリーは、2023年3月以降に製造されたロットのみとされていますが、万全を期すためにすべてのAnker 321 Power Bank (A1112、ブラックモデル)のリコールが行われます。
Anker 321 Power Bank (A1112、ブラックモデル)
なお、上記のアナウンスはアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、オランダを対象にしています。
Anker 321 Power Bank (A1112、ブラックモデル)は日本国内でも販売されていますが、Anker Japanからリコールのアナウンスはまだありません。
< Update 1: 日本で販売されている製品は問題なし >
日本でリコールのアナウンスがないことについてAnkerから以下の回答を得られました。
日本で販売されている製品は安全にお使いいただけます。ご心配はよくわかります。A1112(ブラック)が潜在的なリスクをもたらすのは限られた数だけですのでご安心ください。 このデバイスには18ヶ月の保証が付いています。万が一、正常に動作しない場合は、いつでも弊社までご連絡ください。 ― AnkerDirect Customer Support |
Ankerによると、日本国内で販売されている製品は問題ないとのことです。