Zen 6 Ryzen / UDNA Radeonのプロセスと登場時期に関する情報

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AMD Zen 6 Ryzen / UDNA Radeon

Zen 6 RyzenおよびUDNA Radeonのプロセスノードと登場時期に関する情報が出てきました。

中国語圏フォーラムChiphellのハードウェアリーカーであるzhangzhonghao氏は以下のように述べています。

Zen 6 RyzenやUDNA Radeonのプロセス

来年(2026年)のAMDのCPU、GPU、APUに関するいくつかの噂を聞きました。まず、デスクトップ向けCPU、Zen 6のCCDはTSMCのN3Eプロセスを採用します。IODはN4Cになる予定です。

GPUについても同様で、UDNAではN3Eプロセスを採用します。UDNAではフラッグシップモデル(Radeon RX 7000シリーズで言うところのRadeon RX 7900 XTX)も復活する予定ですが、これは以前からも囁かれていました。

APUに関しては、3Dスタッキングを用いてCPUとGPU、両方の性能を向上させる予定です。パッケージング方法はまだ不明です。ソニーの次世代コンソールも3Dスタッキングを採用する予定ですが、Microsoftも採用するかは不明です。

― Chiphell, zhangzhonghao

色々と興味深い話が出てきました。現在のZen 5 / Ryzen 9000シリーズは、CCDにはTSMCの4nm (正確にはN4X。5nmの拡張版ともいわれる)を、IODにはTSMCの6nmを採用しています。zhangzhonghao氏によると、Zen 6 RyzenではCCDがN3Eに、IODがN4Cへと変更されるとのことです。次世代GPUのUDNA Radeonも同様にN3Eを採用するとされています。

APUに関しては3DスタッキングでCPUとGPU両方の性能を向上させるといわれていますが、ここでいう「3Dスタッキング」が何を表しているのか、新しい何かなのか、それとも3D V-Cache / X3Dのことなのかは不明です。

そしてzhangzhonghao氏によると、これらは2026年に登場予定とのことです。RyzenもRadeonもおおむね2年サイクルで更新されているので、2026年に登場しても不思議ではないでしょう。

とはいえ上記はあくまでも早期のリーク情報。今後、変更される可能性があることはご留意ください。

Zen6

Posted by にっち