ES版Zen 5 CPUのCinebench R23スコアがリーク
YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadにより、ES版Zen 5 CPUのCinebench R23スコアがリークされました。それがこちら。
ES版Zen 5 CPU x2 - Cinebench R23: 123000cb
上記リザルトのシステムは、64C128TのES版Zen 5 CPUを2基搭載したデュアルCPU構成で合計128C256T。デュアルCPU構成ということから、おそらくEPYCのES版でしょう。
CPUクーラーは空冷を使用。ベンチマークスコアはマルチ123,000ポイント。このスコアがどれほどのものかと申しますと、
- EPYC 7763 x2 計128C256T (Zen 3): 113,566cb
- Threadripper PRO 5995WX 64C128T (Zen 3): 66,403cb
半分のコア数のThreadripper PRO 5995WXの約2倍、計128C256TのEPYC 7763 x2よりも約8%高いといったところです。Zen 3世代と比較してこの差なので、正直なところインパクトに欠けます。
Moore’s Law Is Deadによると、使用されたCPUは初期のES版であり、最終版ではないとのこと。そのため、ここからさらなるパフォーマンスアップが期待されます。また、完全なスクリーンショットとシステムの詳細があるものの、「情報源を守るため」とし、部分的な公開に留められています。
AMDは、2024年内にZen 5の投入を予定しています。発売までにここからどこまで性能が伸びるのか、楽しみにしたいところです。