2024年末までのRyzenシリーズのロードマップ公開!Ryzen 7000シリーズでの3D V-CacheモデルやThreadripperなどを予告
AMDは、Financial Analysts Day 2022において、2024年末までのRyzenシリーズのロードマップを公開しました。
AMD RyzenデスクトップCPU
大部分ではCPU COREロードマップと変わりありませんが、こちらは特にRyzenデスクトップCPUに焦点を絞ったロードマップとなっています。
Zen 4世代となるRyzen 7000シリーズでも、通常モデルのほかに、3D V-CacheモデルとThreadripperの発売が予定されています。
そして、2024年末までにはZen 5世代となるRyzen 8000シリーズ(もしくはRyzen 9000シリーズ)が投入されます。コードネームはGranite Ridge。
Zen 5世代の3D V-CacheモデルやThreadripperについては、現時点では言及はありません。しかし、CPU COREロードマップには3D V-Cacheも記されているため、Zen 5世代でも期待できるでしょう。
CPU COREロードマップには3D V-Cacheも含まれる
また、RyzenデスクトップCPUロードマップ上では、Zen 5世代のプロセスノードは『Advanced Node』と記されており何nmになるかは明言されていませんが、CPU COREロードマップ上では4nmおよび3nmプロセスノードでの展開が予定されています。
AMD Ryzenモバイル・ノートPC CPUロードマップ
こちらは、Ryzenモバイル・ノートPC向けCPU・APUに焦点を絞ったロードマップです。Zen 4世代のモバイル向けCPU・APUでは、iGPUにRDNA 3が採用されます。
RDNA 3は、RDNA 2と比較して、ワットあたり50%以上ものパフォーマンス向上を実現するとされており、前世代よりもさらなるiGPU性能の向上が期待されます。コードネームはPhoenix Point。
そして、2024年末までにはZen 5世代のモバイル向けCPU・APUの投入が予定されています。iGPUはRDNA 3+を採用予定。コードネームはStrix Point。