Ryzen 7000シリーズ、DDR5メモリが高クロックで動作。64GBの大容量がDDR5-6400駆動
Zen 4世代となるRyzen 7000シリーズ(コードネーム: Raphael)は、DDR5メモリが高クロックで動作する模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
MSIのオーバークロッカー、Toppc氏がAMD Ryzen 7000シリーズプラットフォームでDDR5メモリをテストしているようだ。同氏が公開したCPU-Zのスクリーンショットでは、64GBのDDR5メモリがオーバークロックされてDDR5-6400、CL32-38-38-96で動作している。 このスクリーンショットだけだとIntel Core 12000 (Alder Lake) / Core 13000 (Raptor Lake)プラットフォームか、AMDプラットフォームかはわからないが、投稿されたスクリーンショットに関連付けられたタイトルよりAMDプラットフォームであることがわかる。 現在のところ、AMDはDDR5を使用できるプラットフォームをまだ発売していない。つまり、このスクリーンショットがRyzen 7000シリーズCPU環境であることは間違いないだろう。 Ryzen 7000シリーズもIntel第13世代Core 13000シリーズも、どちらもデフォルトでDDR5-5600をサポートするとされている。これはIntel第12世代Core 12000シリーズのDDR5-4800よりも高速だ。 [Source: VideoCardz] |
VideoCardzは、Ryzen 7000シリーズもCore 13000シリーズもデフォルトでDDR5-5600をサポートすると述べていますが、Ryzen 7000シリーズに関してはDDR5-5200になるとApacerが2022年4月に情報を公開しています。VideoCardzとApacer、どちらが正しいのかは定かではありません。
いずれにしても、Ryzen 7000シリーズは、大容量DDR5メモリが高クロック・低レイテンシーで動作するポテンシャルを秘めているようです。