Zen 3は15%のIPC向上、最大20%のパフォーマンスアップか
ドイツメディアのHardwareluxxにより、Zen 3世代のEPYCのパフォーマンスについて、以下の内容が報じられました。
あるOEMより、Zen 3アーキテクチャを採用した次世代EPYCとなる『Milan』に関するスライドを受け取った。しかし、リーク元が判明してしまうため、詳細なスライドを公開することはできないことは了承願いたい。 スライドにはパフォーマンスに関する記述が見られる。Zen 2世代のRomeと比較して整数演算のIPCは15%向上しているという。32コアまでのモデルに関しては、クロックの向上も含めるとシングルスレッドパフォーマンスは20%の向上が見込まれている。 一方、64コアプロセッサーの場合は10~15%のパフォーマンス向上が予想されている。コア数が少ないほど高クロックでの動作が可能なため、パフォーマンスの向上は、コア数が少ないほどに大きくなる。 |
この話はあくまでもEPYCに関する内容のため、ThreadripperやRyzenシリーズでどうなるかはわかりませんが、同じZen 3のため、そうかけ離れた差異が生じることはないでしょう。
この内容が本当であれば、Zen 3世代のRyzen 4000シリーズではさらなるパフォーマンスの向上が期待されます。
2020/10/9追記
Zen 3 / Ryzen 5000シリーズが発表されました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。