AMD、2023年後半にRyzen 7000シリーズの後継製品を発売。Gigabyteがうっかり漏らす
Gigabyteが、Ryzen 7000シリーズの後継製品の登場時期をうっかり漏らしました。Gigabyteはプレスリリースにて以下のように述べています。
次世代プロセッサーへの対応 これらの新製品はエントリーレベルのサーバーですが、CPUのサポートはここで終わらず、AM5プラットフォームは少なくとも2025年までサポートされます。今年後半に登場する次世代AMD Ryzenデスクトップ・プロセッサーもこのAM5プラットフォームでサポートされるため、これらのサーバーを購入したお客様は、Ryzen 7000シリーズの後継モデルへとアップグレードができます。 ［Source: Gigabyte］ |
上記内容は、Ryzen 7000シリーズに対応したエントリーレベルサーバーのプレスリリースに記されています。Gigabyteは、サラッとRyzen 7000シリーズの後継モデルが2023年後半に登場すると述べています。
この後継モデルがいったい何を指しているのか、Zen 5世代のRyzen 8000シリーズ(あるいはRyzen 9000シリーズ？)なのか、それとも別の何かなのかは定かではありません。ただ、Zen 4 / Ryzen 7000シリーズ自体、発売されてまだ日が浅いため、Zen 5という可能性は低そうです。
AMDが以前に公開したロードマップでは、
Zen 5は4nmないし3nmプロセスノードが採用され、2024年末までには発売することが見込まれています。
筆者の予想を挙げさせてもらうならば、Gigabyteの言う後継モデルは、Intel Raptor Lake Refreshへの対抗として、Ryzen 3000XTシリーズのようにクロックを少し上げたRyzen 7000XTシリーズ的なものになるのではないかと思われます。
2023/4/1追記
Gigabyteが上記プレスリリースの内容を誤りと認めました。詳細は以下の記事をご覧ください。