Zen 4 Ryzen Threadripper 7000シリーズはHEDTとPROを発売か。エンスージアスト向け7900Xとワークステーション向け7905WXの2シリーズ
Zen 4世代のRyzen Threadripper 7000シリーズは、エンスージアスト向けとワークステーション向けの2シリーズが発売されそうです。海外メディアのVideoCardzが報じました。
ハードウェアディテクティブのmomomo_us氏がRyzen Threadripper 7000シリーズのプロダクトコード(OPN Part number)を見つけた。
Ryzen Threadripper 7000シリーズは『100-0000135x』のプロダクトコードが使用されるようだ。このプロダクトコードは、AMDが公開している公式のProduct Master (PDF)に記されている。 また、momomo_us氏の資料によると、Ryzen Threadripper 7000シリーズは、非PROモデルのRyzen Threadripper 7900Xシリーズ(Threadripper 79x0X)と、PROモデルのRyzen Threadripper PRO 7905WXシリーズ(Threadripper PRO 79x5WX)を準備しているようだ。 これらのプラットフォームは、非PROモデルはSocket SP6 / LGA4844を、PROモデルはSocket SP5 / LGA6096を使用される可能性がある。 [Source: VideoCardz] |
2022年12月、ハードウェアリーカーのchi11eddog氏により、Threadripper 7000シリーズはエンスージアスト向け(HEDT)とワークステーション向け(PRO)にわけられるという情報がリークされました。上記資料はそのリークを裏付けています。
chi11eddog氏のリークによると、各プラットフォームのスペックは、エンスージアスト向け(HEDT)がDDR5 4チャンネルメモリ、PCIe 5.0 64レーン、オーバークロック対応、ワークステーション向け(PRO)がDDR5 8チャンネルメモリ、PCIe 5.0 128レーン、CPUおよびメモリのオーバークロックには非対応とされています。
また、2023年3月には、ASUS ChinaのGMであるTony Yu氏により、Threadripper 7000シリーズは最大96C192Tになるとリークされています。
これらの情報を鑑みるに、Threadripper 7900XシリーズはSP6で最大64C128T、Threadripper PRO 7905WXシリーズはSP5で最大96C192Tといった構成になるのかもしれません。
Noctuaによると、Ryzen Threadripper 7000シリーズは、2023年10月付近の発売が見込まれています。
追記
Threadripper 7000シリーズおよびThreadripper PRO 7000 WXシリーズが発表されました。詳細は以下の記事をご覧ください。
AMD、Ryzen Threadripper 7000シリーズを発表。HEDT&ワークステーションCPU。最大96C192T