AMD、Threadripper PRO 5000 WXのCPU単体発売を予告。2022年後半に自作PC市場向けに投入。既存のマザボとも互換性あり
AMDは、Ryzen Threadripper PRO 5000 WXシリーズのCPU単体発売を予告しました。以下、AMDの発表になります。
2022年3月、当社(AMD)は、OEMパートナーのLenovoとThinkStation P620シリーズとともに、Ryzen Threadripper PRO 5000 WXプロセッサーをリリースしました。今回、2022年7月より、世界中の大手システムインテグレーターより入手可能になることをお伝えいたします。また、2022年後半には、DIY市場にも投入を予定しています。 Ryzen Threadripper PRO 5000 WXプロセッサーは、既存のWRX80チップセット / sWRX8 CPUソケットマザーボードと互換性があります。すでにWRX80チップセットベースのマザーボードをお持ちのお客様は、BIOSをアップデートすることで、Threadripper PRO 5000 WXシリーズ・プロセッサーをお使いいただけます。 |
アーキテクチャ | コア/ スレッド | ベース クロック (GHz) | ブースト クロック (GHz) | TDP (W) | |
Threadripper PRO 5995WX | Zen 3 | 64C / 128T | 2.7 | 4.5 | 280 |
Threadripper PRO 5975WX | Zen 3 | 32C / 64T | 3.6 | 4.5 | 280 |
Threadripper PRO 5965WX | Zen 3 | 24C / 48T | 3.8 | 4.5 | 280 |
Threadripper PRO 5955WX | Zen 3 | 16C / 32T | 4.0 | 4.5 | 280 |
Threadripper PRO 5945WX | Zen 3 | 12C / 24T | 4.1 | 4.5 | 280 |
Ryzen Threadripper PRO 5000 WXシリーズは、2022年3月に発表されましたが、CPU単体での発売については触れられていませんでした。今回、ついに、2022年後半に自作PC市場向けにCPU単体で発売されることが発表されました。
また、2022年7月以降、Lenovo以外のPCメーカーからも、Ryzen Threadripper PRO 5000 WXシリーズ搭載PCの発売が予定されています。
Ryzen Threadripper PRO 5000 WXシリーズはZen 3アーキテクチャを採用し、最大64コア128スレッドを有します。単体販売価格はまだアナウンスされていません。