AMD Ryzen Chipset Driver 2.04.04.111公開
AMDは300シリーズ、400シリーズ、X570、TRX40チップセット環境向けとなるAMD Ryzen Chipset Driver 2.04.04.111を公開しました。AMDによると、以下の改善や不具合の修正が含まれています。
AMD Ryzen Chipset Driver 2.04.04.111
リリースハイライト
・推奨されないデバイスIDをIOVドライバから削除。
・推奨されないデバイスIDをUSB 3.0から削除。
・システムの安定性向上。
修正された不具合
・インストール中にインストーラーがハングする不具合。
・インストーラーが『Error 1720』で中断する不具合。
・Cドライブ以外にインストールできない不具合。
・一部のモバイルプロセッサーでの画面の回転に関する不具合。
・第7世代AシリーズAPUで稀にシステムが停止する不具合。
既知の不具合
・インストール中、Windowsインストーラーのポップアップメッセージが表示される場合がある。
・インストール中にインストーラーウィンドウを移動すると、インストーラーウィンドウがちらついたり画面上に移動する場合がある。
・インストール完了後、インストールログファイルが開けない。
・インストーラーがサブパッケージを最新バージョンに更新しない場合がある。この不具合が発生した場合、以前のサブパッケージを手動でアンインストールして、PCを再起動してから完全なチップセットパッケージを再インストールしてください。
ダウンロード
ドライバのダウンロードはAMDのドライバ&サポートページから、お使いのマザーボードのチップセットを選択してください。
すると、ダウンロードページへとジャンプします。
留意事項
気になる不具合の修正としてはモバイル環境で画面回転の不具合と、第7世代AシリーズAPUでのシステム停止の不具合の修正でしょうか。本現象にお悩み方はアップデートを試してみる価値はあるでしょう。また、システムの安定性向上が謳われていますが、具体的な内容については明記されていません。