早くもRyzen 9000シリーズの殻割り失敗者が現れる。I/Oダイが剥がれる
早くもRyzen 9000シリーズの殻割りに失敗した人物が現れました。海外メディアのTom’s Hardwareが報じました。
コンテンツクリエイターでありオーバークロッカーのTony Yu氏がさっそくRyzen 9000シリーズの殻割りを行った。しかし、残念ながらこの挑戦は失敗に終わった。ダイが壊れてしまったのだ。その写真が以下だ。 PCB上のI/Oダイは割れており、その一部がIHSのはんだにくっついて剥がれてしまっている。 ダイとIHSの間にサーマルペーストが使用されているCPUは比較的簡単に殻割りを行えるが、はんだ付け(ソルダリング)されている場合は難易度が高い。Ryzen 9000シリーズは後者だ。 はんだ付けされているCPUは冷却性能に優れているため、一般ユーザーは無理に殻割りをする必要はない。しかし、殻割りしてダイ直で冷却を行うと、IHSを使用するよりも温度を下げられることはたしかだ。Tony Yu氏はオーバークロッカーであるため、ダイ直冷却をしようとしていたのかもしれない。 [Source: Tom’s Hardware] |
Tony Yu氏は2024年8月6日に上記写真をbilibiliで公開しており、「おそらくこれが世界で最初に殻割りに失敗したRyzen 9000シリーズです」と述べています。