Ryzen 9 9950X3Dのゲームベンチマーク結果が早くも掲載
Zen 5世代の3D V-Cacheモデル最上位となる、Ryzen 9 9950X3Dのゲームベンチマーク結果が早くも掲載されました。
Ryzen 9 9950X3Dの主なスペックは16C32T、L3キャッシュは合計128MB (1CCD 32MB x 2 + 3D V-Cache 64MB)、動作クロックやTDPはまだ明らかになっていません。
ゲームベンチマーク結果が掲載されたのはFactorioBox Results。このサイトでは、Factorioと呼ばれるゲームのベンチマーク結果がまとめられています。気になるベンチマーク結果は以下。
- Ryzen 9 9950X3D (16C32T): 平均654.9ポイント
- Ryzen 7 9800X3D (8C16T): 平均553.7ポイント
- Ryzen 7 7800X3D (8C16T): 平均473.7ポイント
- Ryzen 9 7950X3D (16C32Y): 平均427.5ポイント
Ryzen 9 9950X3Dのスコアは654.9ポイントと、Ryzen 7 9800X3Dより18.2%、Ryzen 7 7800X3Dより38.2%、そして前世代のRyzen 9 7950X3Dより53.1%も高いスコアを見せています。
ただし、色々と注意点があります。このリザルトはあくまでもFactorioというゲームにおいてのベンチマーク結果です。このパーセンテージがすべてのゲームに対して適応するわけではありません。また、このベンチマーク結果にはクロックやTDPといったCPUの詳細な動作情報が一切ありません。そのため、あまり鵜呑みにはせずに見ておいてください。
上記のリザルトで最も重要なことは、すでに16C32TのZen 5 3D V-Cache X3D CPUはES版ではなく、Ryzen 9 9950X3Dという製品名で認識される形になっており、どこかの誰かがベンチマークを行っているということです。
直近のリーク情報では、16C32TのRyzen 9 9950X3Dや12C24TのRyzen 9 9900X3DといったハイエンドX3Dモデルは、2025年1月7~10日(現地時間)に米ラスベガスで行われるCES 2025にて発表されると囁かれています。