AMD Ryzen 8000シリーズのI/Oダイの情報がリーク。Ryzen 7000シリーズから変更なし?
Zen 5世代となるRyzen 8000シリーズデスクトップCPUのI/Oダイに関する情報が出てまいりました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。
ハードウェアリーカーのEverest氏とKepler氏がRyzen 8000シリーズデスクトップCPUとなるGranite RidgeのI/Oダイについて情報を共有した。両氏によると、Granite RidgeのI/OダイはRyzen 7000シリーズデスクトップCPUと同じものを採用するという。
つまり、Ryzen 8000シリーズデスクトップCPUは、iGPUが2CUのRDNA 2、PCIe 5.0が28レーンでそのほかUSBなどのI/O部分に関してもRyzen 7000シリーズと同じになることを意味する。 I/Oダイを再利用しても大きな影響は出ないだろう。この再利用により、AMDはすぐに使えるI/OダイでRyzen 8000シリーズを製造でき、コストの削減にもなる。 [Source: WCCF TECH] |
2023年6月にAMDが公開したロードマップがこちら。
ロードマップにはRyzen 8000シリーズが『Zen 5 + Navi 3.5 (RDNA 3.5)』と記されていますが、Everest氏とKepler氏によるとRyzen 7000シリーズと同じI/Oダイを使用するためRDNA 2になるとされています。
となると、このNavi 3.5の部分は何を示しているのかと申しますと、おそらくはデスクトップAPUのことを指しているのでしょう。現に、Ryzen 7000シリーズも『Zen 4 + Navi 3.0 (RDNA 3)』と記されていますが、デスクトップCPUのiGPUはRDNA 2です。(とはいえ、RDNA 3のデスクトップAPUもまだ登場していませんが)
あるいは、スライド最下部には「ロードマップ、機能、スケジュールは変更される可能性があります」と記されており、変更された可能性も考えられます。
Ryzen 8000シリーズは、2024年の発売が予定されています。