Ryzen 7000X3Dシリーズのより詳細な仕様が判明。Ryzen 9 7950X3DとRyzen 9 7900X3Dは片方のCCDに3D V-Cacheを搭載
3D V-Cacheを搭載したRyzen 7000X3Dシリーズ(Ryzen 9 7950X3D、Ryzen 9 7900X3D、Ryzen 7 7800X3D)のより詳細な仕様が判明しました。海外メディアのGuru3Dが報じました。
Ryzen 7000X3DシリーズのTjMax (最大動作温度)は89度だ。通常のRyzen 7000Xシリーズ(95度)よりも6度低く、前世代のRyzen 7 5800X3D (90度)よりも1度低い温度が設定されている。 Ryzen 7000X3Dシリーズの最大電圧は1.4Vとなり、Ryzen 7 5800X3D (1.1V)よりも高くなる。また、前世代同様にオーバークロックにも対応していない。しかし、前世代とは違ってRyzen 7000X3DシリーズではPBO (Precision Boost Overdrive)とCurve Optimizerをサポートする。 Ryzen 7000X3Dのパッケージは通常版とは違い、『AMD 3D V-CACHE TECHNOLOGY』と記されたオレンジとシルバーのロゴが印刷されている。 モデルは以下の3種類。これら3つのCPUはすべてTDP120Wだ。
デュアルCCDのRyzen 9 7950X3DとRyzen 9 7900X3Dには、片方のCCDに3D V-Cacheが搭載される。 もう片方は3D V-Cacheが搭載されていない標準的なCCDとなる。 |