Zen 4デスクトップAPU、Ryzen 7000Gシリーズの発売が近づく。出荷記録がリーク
Zen 4世代のデスクトップAPU、Ryzen 7000Gシリーズの発売が近づいている模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。
リーカーのharukaze5719氏により、Ryzen 7000Gシリーズの出荷記録がリークされた。出荷記録には以下の3モデルが記されている。 ▼AMD Ryzen 7000G
これらのTDPはいずれも65Wとされている。Ryzen 7000GシリーズはソケットAM5に対応し、PhoenixまたはPhoenix 2のシリコンダイを採用する。 このほか、TDP28WのノートPC向けAPU Ryzen 8000Uシリーズの出荷記録もリークされた。 ▼AMD Ryzen 8040U
Ryzen 8000UシリーズはCPUにZen 4アーキテクチャを採用する。シリコンダイはPhoenixの改良版であるHawk Pointとなる可能性が高い。 出荷記録が出てきたことから、どちらのシリーズも発売が近づいていることを示唆している。 [Source: VideoCardz] |
ついにZen 4世代のデスクトップAPU Ryzen 7000Gシリーズの発売が近づいているようです。ワンチップでどこまでやれるのか非常に気になるところです。
ノートPC向けのRyzen 9 7940HS (Radeon 780M)ではRDNA 3世代のGPUコアを12基搭載し、iGPUでありながらdGPUのGeForce GTX 1050 Tiを超える性能を見せていたため、デスクトップ版にも期待が高まります。
また、今回、Ryzen 8040Uシリーズなるモデルが出てきました。AMDは2023年5月に公開したロードマップで、Zen 5世代のネーミングはRyzen 8000シリーズになることを明らかにしていましたが、Ryzen 8040Uシリーズで8000番台を使用されてしまいました。
8000番台を使用されたことに加え、これまでのRyzenデスクトップCPUシリーズは、1000 (Zen)、2000 (Zen+)、3000 (Zen 2)、5000 (Zen 3)、7000 (Zen 4)と、Zen+を除いてすべて1000番飛ばしだったことを考えると、Zen 5デスクトップCPUのネーミングはRyzen 9000シリーズへと変更される可能性がありそうです。