Ryzen 7000シリーズの5.5GHz駆動はOCではなく定格

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AMD Ryzen 7000シリーズ 5.5GHz駆動ゲームプレイデモ

先日、AMDは、Zen 4世代となるRyzen 7000シリーズ(コードネーム: Raphael)の最大5.5GHz駆動デモを披露しましたが、このクロックはオーバークロック(OC)されたものではなく、定格であることが判明しました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

AMD Ryzen 7000シリーズ 5.5GHz駆動ゲームプレイデモ

AMDのRobert Hallock氏とFrank Azor氏がPCWorldのインタビューに応じた。

COMPUTEX 2022基調講演で披露されたGhostwire: Tokyoのゲームプレイデモでは、Ryzen 7000 CPU 16コアモデルのエンジニアリングサンプルが5.2~5.5GHzで動作していたが、これはオーバークロックされておらず、定格での動作だという。

さらに、このクロックで動作させるために特別な冷却は必要とせず、デモではAsetek製の280mmオールインワン水冷クーラーを使用していたという。

今回のデモを箇条書きでまとめると以下だ。

  • デモに使用されたRyzen 7000 CPUは2022年4月時点の16コアモデルのプロトタイプ
  • AMDリファレンスマザーボードを使用
  • 280mm AIOクーラーを使用
  • オーバークロックなし、定格動作
  • ゲームにおいてはほとんどのスレッドが5.2~5.5GHzでの動作するが、ゲームタイトルやシーンによって異なる
[Source: VideoCardz

これまでのRyzenシリーズは、IntelのCPUと比べると少々クロックが低めでしたが、Ryzen 7000シリーズではかなり高クロックで動作できるようです。

Zen4

Posted by にっち