悲報、全国の正規取扱店がRyen 7 9800X3Dを一斉値上げ
Ryzen 7 9800X3Dが全国の正規取扱店で一斉に値上げされました。
Ryzen 7 9800X3Dとは、PCファン・PCゲーマーなら多くの方がご存知とは思いますが、現行で最強のゲーム性能を誇る8C16TのAMD製CPUです。Zen 5世代のアーキテクチャを採用し、3D V-Cacheを搭載していることを特徴としています。その人気は凄まじく、世界中で品薄となっています。
Ryzen 7 9800X3Dの海外での発売日は2024年11月7日(木)ですが、日本では少々遅れて2024年11月15日(金)に発売されました。発売時の国内販売価格は税込86,800円でした。
しかし、今、ツクモやパソコンショップアークといった国内の主要正規取扱店を見てみると、Ryzen 7 9800X3Dの販売価格は以下のようになっています。
ツクモでの価格
Ryzen 7 9800X3D: 88,800円
パソコンショップアークでの価格
Ryzen 7 9800X3D: 88,800円
2,000円値上がりして税込88,800円となっています。これはツクモやパソコンショップアークだけでなく、ほかの正規取扱店でも同様です。Ryzen 7 9800X3Dのページがある正規取扱店の価格はみんな税込88,800円になっています。
Ryzen 7 9800X3D発売時(2024年12月15日)の為替は1ドル約154円でした。2024年12月6日時点では1ドル約149~150円の間を推移しています。そのため、為替の影響を受けての値上げとは考えにくいものがあります。
この値上げは、人気がありすぎて品薄で値上げしても売れるから値上げした、という風に見えます。言うなればマイニング全盛期のGeForceのように。これがAMD公式の値上げなのかどうかはわかりませんが、どこのショップも示し合わせたかのように共通して税込88,800円となっている辺り、AMDの関与は否定できないでしょう。