Ryzen 7 9800X3Dを焼損させてしまったユーザーが現れる。その原因は

CPU

焼損したRyzen 7 9800X3DとソケットAM5

不幸にも、Ryzen 7 9800X3Dを焼損させてしまったユーザーが現れました。その写真がこちら。

焼損したソケットAM5焼損したソケットAM5

焼損したRyzen 7 9800X3D
焼損したRyzen 7 9800X3D

上記写真を投稿したのはRedditユーザーのT氏(正確には別の名前ですが、不謹慎な名前のため略しています)。Ryzen 7 9800X3Dのピン接触部分中央と、マザーボードのソケットAM5中央部分に比較的大きな焦げ跡ができています。

いったいなぜこんなことになってしまったのでしょうか。正確な原因は判明していません。しかし、AMD側やマザーボード側の問題ではなく、ユーザー側の問題の可能性が指摘されています。

以下の写真をご覧ください。

Ryzen 7 9800X3Dに傷跡
Ryzen 7 9800X3Dに傷跡

ソケットAM5に損傷跡
ソケットAM5に損傷跡

ソケットAM5に損傷の跡と、CPUの同じ部分にも削れた跡があります。これらの跡から、別のReddtユーザーKozhany氏は以下の推測をしています。

何が起こったのかというと、ILMを最初にロックする際に、ソケットの中でCPUがわずかに跳ね返って移動してしまったのでしょう。写真がその証拠です。

それに気づかずに、もう1度ILMを力ずくでロックしようとしたため、ソケットの一部が押しつぶされ、CPUにもわずかに傷が入ったのだと思います。

上記のような方法で無理矢理ロックしたため、PCの電源を入れた際、ソケットの真ん中にあるピンが本来触れてはいけない部分と接触・ショートしてしまい、こうなったのではないでしょうか。

― Redditor, Kozhany

Kozhany氏の推測に対してT氏は「なんてこった! 私はたしかにそうしたかもしれません」とリプライし、自らの過失である可能性が高いことを認めました。

Zen5

Posted by にっち