Ryzen 7 5800X3D vs. Core i9-12900Kゲームベンチ対決
海外メディアのXanxoGamingにより、Ryzen 7 5800X3D vs. Core i9-12900K(F)のゲームベンチマーク対決が公開されました。その結果がこちら。
テスト環境
▼AMD
CPU: Ryzen 7 5800X3D
メモリ: 32GB (8GB x4) DDR4-3200 CL14
グラボ: GeForce RTX 3080 Ti Founders Edition
マザーボード: Gigabyte X570 AORUS MASTER Rev 1.2 (BIOS F36c)
▼Intel
CPU: Core i9-12900KF (Power Limits Unlimited、no MCE)
メモリ: 32GB (8GB x4) DDR4-3200 CL14
グラボ: GeForce RTX 3080 Ti Founders Edition
マザーボード: ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4 (BIOS 1304)
Ryzen 7 5800X3D vs. Core i9-12900K(F) - 1080p
Ryzen 7 5800X3D vs. Core i9-12900K(F) - 720p
まとめ
上記ゲーム11タイトル、各解像度での勝ち点は以下のようになります。
Ryzen 7 5800X3D | Core i9-12900K(F) | |
1080p | 5 | 6 |
720p | 10 | 1 |
1080pにおいてはほぼ同等で、勝ち点ではCore i9-12900Kの方が1ポイント上回っています。しかし、フレームレートを見てみると、Core i9-12900Kが勝っているリザルトではフレームレートにほとんど差がないのに対して、Ryzen 7 5800X3Dが勝っているリザルトでは結構フレームレートに差があります。
また、720pにおいては多くの場面でRyzen 7 5800X3Dが優位に立っています。実際に720pでゲームをプレイするなんてことはそうそうないでしょうが、この結果は、例えば1080pでも低画質にしたり、CPUボトルネックが発生するような場面においてはRyzen 7 5800X3Dの方が有利になる可能性が高いことを示しています。GPU使用率が100%に張り付かないようなゲーム・画質設定であれば、きっと良好なフレームレートを得られるでしょう。
惜しむらくは、これらのリザルトはあくまでもRyzen 7 5800X3D vs. Core i9-12900K(F)のため、Core i9-12900KSやほかのRyzen 5000シリーズとの比較がないこと。Core i9-12900KSや既存のRyzen 5000シリーズと比べて、どれほどの差があるのかも気になるところです。