Ryzen 5 7500F、全世界で発売予定。ベンチマークも公開
中国のみの限定発売と言われていたAMD Ryzen 5 7500Fですが、ワールドワイドで発売される模様です。海外メディアのTechPowerUpが報じました。
iGPU非搭載(無効化)モデルとなるRyzen 5 7500Fは、当初は中国のみでの発売と言われていたが、どうやら全世界で発売するようだ。その旨がAMDのWebサイトに記されている。
AMDはQuasar Zoneをはじめとする一部のアジアメディアにレビューキットを配布した。Ryzen 5 7500F (6C12T/ベース3.7GHz/ブースト5.0GHz)とRyzen 5 7600 (6C12T/ベース3.8GHz/ブースト5.1GHz)とを比較すると、以下のような具合だ。 Ryzen 5 7500Fは、Ryzen 5 7600よりも平均2~3%ほど遅いという結果となった。両CPUのコア数は同じで、クロック差はわずか100MHzであることを考えると妥当な結果と言えるだろう。 Quasar Zoneによると、Ryzen 5 7500Fは179.99米ドルだという。このCPUがアジア以外でいつ発売されるのかは不明だ。 [Source: TechPowerUp] |
Ryzen 5 7500Fのページには『Launch Date: 2023年7月22日』と書かれており、すでにローンチ済みと記されています。また、『Regional Availability: Global』とも書かれており、ワールドワイドで発売されるようですが、今のところは日本でも欧米でも発売されていません。
Ryzen 5 7600の希望小売価格は229ドル、一方、Ryzen 5 7500FはiGPUが無効化されてクロックが100MHz下がって179ドルと、価格差は50ドルとなっています。iGPUが不要という人には、なかなかにコスパの良い製品となりそうです。(日本円にしたときにどうなるかはわかりませんが)
2023/7/26追記
中国以外では単品販売はされないそうです。詳細は以下の記事をご覧ください。