AMD、Ryzen 4000Gシリーズを発表!しかし、なぜかOEM専用!?
AMDはZen 2世代のAPUとなるRyzen 4000Gシリーズ / Ryzen PRO 4000Gシリーズを正式に発表しました。ラインナップは以下になります。
コア数はRyzen 7が8C16T、Ryzen 5が6C12T、Ryzen 3が4C8T。非PROとPROは基本スペックは同じものの、PROモデルには『AMD PRO Technologies』と呼ばれる企業向け機能が搭載されています。Ryzenは全て7nmのZen 2ですが、Athlon PRO 3000Gシリーズは12nmのZen+となっています。
これらは単体での販売は行われずOEM専用となります。つまり、PCメーカーの完成モデルでしかこれらAPUを入手することができません。いったいなぜこのようなことになったのか理由は不明です。
しかし、これは海外でのお話。日本では逆おま国が発動しており、日本AMDよりRyzen PRO 4000Gシリーズの単体販売がアナウンスされています。単体販売されるのは以下の3モデル。
- Ryzen 7 PRO 4750G 市場想定価格: 税込43,978円
- Ryzen 5 PRO 4650G 市場想定価格: 税込29,678円
- Ryzen 3 PRO 4350G 市場想定価格: 税込21,978円
2020年8月8日AM11時より、バルクでの販売となります。購入を検討していた人にとって日本AMDの対応はありがたいですね。
2020/7/23追記
Ryzen PRO 4000Gシリーズの各種ベンチマークが公開されました。詳細は以下の記事をご覧くださいませ。