Radeon RX 9070 XTに関する新たな情報。クロック、消費電力、ゲーム性能など。OCモデルはGeForce RTX 4080を大きく超えるか
AMD RDNA 4アーキテクチャを採用した次世代グラボ、Radeon RX 9070 XTに関する新たな情報が出てきました。
中国語圏フォーラムChiphellのハードウェアリーカーzhangzhonghao氏は以下のように述べています。
zhangzhonghao: (Radeon RX 9070 XT)のベースクロックは2.8GHz、ブーストクロックは3.0～3.1GHzになります。リファレンスモデルの消費電力は260Wほどですが、一部のカスタムデザインモデル(オリファンモデル)は330Wまで引き上げられています。 質問: Time SpyのGraphics scoreはリーク通り22000に達しますか？ zhangzhonghao: Time Spyのベンチマーク結果はわかりません。私が知っているゲームベンチマークにおいては、GeForce RTX 4080とはほとんど差がなく、5％以内の違いしかありません。これはリファレンスモデルでのゲームベンチマーク結果です。 |
zhangzhonghao氏によると、リファレンスモデルのRadeon RX 9070 XTは、ベースクロックが2.8GHz、ブーストクロックが3.0～3.1GHz、消費電力(TBP)が260Wほどになるとのこと。しかし、サードパーティメーカーによるOCモデル等のいわゆるオリファンモデルでは、70Wも高い330Wの製品も登場するといわれています。
先日、All The Watts!!氏によりリークされたTime Spyらしきベンチマーク結果はGeForce GTX RTX 4070 Tiと同等のスコアでした。しかし、zhangzhonghao氏によると、実ゲームにおいてはGeForce RTX 4080とほとんど差がないとされています。しかも、リファレンスモデルでこのゲーム性能となる、消費電力の高いOCモデルではGeForce RTX 4080を大きく超えることが期待されます。
ただ、注意点として、これが複数のゲームタイトルの平均なのか、それとも特定の1タイトル(ないしごく少数タイトル)のみのベンチマーク結果なのかは不明です。また、AMDが有利なゲームタイトルで測定しているという可能性もあります。
何にしても、上記情報はあくまでもリーク情報であることはご留意ください。AMDは日本時間で2025年1月7日(火)AM4時に、CES 2025にてゲーム分野に関する発表を予定しています。より詳細な情報はそこで明らかになるでしょう。