Radeon RX 7000はDisplayPort 2.0 UHBR20対応か。LinuxパッチからAMDの取り組みが明らかに

RADEON

AMD RDNA 3 Radeon RX 7000 Series

RDNA 3 / Radeon RX 7000シリーズにて、超高解像度出力が可能となるDisplayPort 2.0 UHBR20 (80Gbps)への対応が見込まれている模様です。海外メディアのVideoCardzが報じました。

RDNA 3 / Radeon RX 7000シリーズでDisplayPort 2.0対応か

AMDの次世代アーキテクチャ、RDNA 3は、現在、ハードウェアとソフトウェアの両方で開発が進んでいる。開発では、GPUシリコンをテストする一方、適切なソフトウェアも事前に準備する必要がある。そのため、AMDのオープンソースドライバからは多くのリークが見られる。

今回、明らかになったのは、RDNA 3アーキテクチャにおけるDisplayPort 2.0規格に関する情報だ。AMDは、Linuxパッチにおいて、DisplayPort 2.0 UHBR (Ultra-High Bit Rate)認証のためのパッチの実装に取り組んでいる。

『DML changes for DCN32/321』と題したパッチからは、AMDがDisplayPort 2.0 UHBR20モードの有効化を準備していることがわかる。

DisplayPort 2.0 UHBR20に関するコード
DisplayPort 2.0 UHBR20に関するコード

この規格は、DisplayPort 1.4aよりも48Gbps高い、最大80Gbpsの帯域を実現する。これにより、Display Stream Compression (DSC)を使用した16K解像度や、無圧縮での10K解像度、8K / 120Hz / HDRの2画面同時出力などが可能となる。

[Source: VideoCardz

肝心のDisplayPort 2.0対応モニターはまだ発売されていませんが、Radeon RX 7000シリーズでの実装をきっかけに登場することが期待されます。

RDNA3

Posted by にっち