Radeon RX 7900 XTXの不良率は9~11%。約10分の1の確率で不良品を引いてしまう恐れ
ベイパーチャンバーの不良により、Radeon RX 7900 XTXが異常な高温になる不具合ですが、その不良率はかなり高いようです。アルゼンチンメディアのHD Tecnologíaが報じました。
リファレンスモデル(MBAモデル)のAMD Radeon RX 7900 XTXはGPUクーラーに問題がある。一部のロットは、ベイパーチャンバー内の液体が少ないため、グラボの温度が110度に達し、性能が20%も低下する。 先日、AMDのSVP兼GMのScott Herkelman氏がPCWorldのインタビューにおいて、"少数のカード"でこの不具合が発生していると述べていたが、これは明らかに事実ではない。 AMDの複数のパートナー(AIB)から、故障やRMA(返品)に至るケースが9~11%にも上るとの情報を得た。本来であれば、故障率は1%未満であるべきだ。 Radeon RX 7900 XTXで使用されているベイパーチャンバーはAsia Vital Components (AVC)製だ。ベイパーチャンバーの不良はAVCの責任だが、AMDはAVCの品質を厳しくチェックして、発売前に発見されるべきだった。 [Source: HD Tecnología] |
HD Tecnologíaによると、Radeon RX 7900 XTXの不良率は9~11%とかなり高く、約10分の1という高確率で不良品を引いてしまう恐れがある模様です。
AMDはRadeon RX 7900 XTXの不具合を認識しており、もし、不良品だった場合はAMDサポートに連絡するよう呼びかけています。