Radeon RX 6950 XT、6750 XT、6650 XTのゲームベンチマーク公開。6950 XTはRTX 3090 Tiと競合

2022年5月11日RADEON

海外メディアのTechPowerUpにより、Radeon RX 6950 XT、RX 6750 XT、RX 6650 XTのゲームベンチマークが公開されました。非50モデルと比較してどれほどのパフォーマンスアップとなるのでしょうか。そのリザルトがこちら。

仕様

備考: リザルトに使用されているグラボはOCモデルとなっており、以下のように若干のOCが施されています。

• Gigabyte Radeon RX 6950 XT Gaming OC: 2116 / 2324 MHz
• MSI Radeon RX 6750 XT Gaming X Trio: 2554 / 2623 MHz
• MSI Radeon RX 6650 XT Gaming X: 2523 / 2694 MHz

Radeon RX 6950 XT ゲームベンチマーク

アサシンクリード ヴァルハラ

サイバーパンク2077

HITMAN 3

Watch Dogs: Legion

25タイトルでの平均フレームレート

▼ 1920 x 1080

▼ 2560 x 1440

▼ 3840 x 2160

Radeon RX 6750 XT ゲームベンチマーク

アサシンクリード ヴァルハラ

サイバーパンク2077

HITMAN 3

Watch Dogs: Legion

25タイトルでの平均フレームレート

▼ 1920 x 1080

▼ 2560 x 1440

▼ 3840 x 2160

Radeon RX 6650 XT ゲームベンチマーク

アサシンクリード ヴァルハラ

サイバーパンク2077

HITMAN 3

Watch Dogs: Legion

25タイトルでの平均フレームレート

▼ 1920 x 1080

▼ 2560 x 1440

▼ 3840 x 2160

(Source: TechPowerUp 1 / 2 / 3 )

まとめ

平均フレームレートで見ると、以下のような具合です。

• Radeon RX 6950 XTは、RX 6900 XTから1080pで6.7％、1440pで8.5％、4Kで9.1％向上
• Radeon RX 6750 XTは、RX 6700 XTから1080pで7.6％、1440pで8.6％、4Kで8.2％向上
• Radeon RX 6650 XTは、RX 6600 XTから1080pで5％、1440pで5.6％、4Kで5.3％向上

それぞれ、GPUクロック・メモリクロックが高くなったことで、非50モデルから順当なパフォーマンスアップが見られます。

また、Radeon RX 6950 XTの平均フレームレートは、GeForce RTX 3090 Tiと比較して1080pで+3.9％、1440pで+1.4％、4Kで-6％となっており、GeForce RTX 3090 Tiと競合しています。

Radeon RX 6950 XTの国内価格は最安値で税込19万円前後が予定されており、税込28万円前後のGeForce RTX 3090 Tiよりも大幅に安く、安価にハイエンドマシンを構築したい人には魅力的な選択肢となりそうです。

Radeon RX 6x50シリーズの国内価格は以下。(2022年5月11日時点)

• Radeon RX 6950 XT: 税込185,900円から
  (最安値製品: PowerColor Red Devil AMD Radeon RX 6950 XT)
• Radeon RX 6750 XT: 税込96,800円から
  (最安値製品: PowerColor Red Devil AMD Radeon RX 6750 XT)
• Radeon RX 6650 XT: 税込67,100円から
  (最安値製品: 玄人志向 RD-RX6650XT-E8GB/DF)

それぞれ、2022年5月13日AM11時発売予定です。