Radeon 780Mのベンチマーク結果がリーク。iGPUでありながらGTX 1050 Tiデスクトップグラボ超える性能

RADEON

AMD Ryzen APU

AMDのノートPC向け次世代APUに搭載されるiGPU、Radeon 780Mのベンチマーク結果がリークされました。海外メディアのVideoCardzが報じました。

中国bilibiliにて、Ryzen 9 7940HS (コードネーム: Phoenix)に搭載されたiGPU、Radeon 780Mの3DMark Time Spyベンチマーク結果がリークされた。左側は最大消費電力の54W、右側は25Wに制限したリザルトだ。

Radeon 780M - 54W:2791 / 25W:2486
Radeon 780M - 54W:2791 / 25W:2486

結果は54Wが2791ポイント、25Wが2486ポイントと、消費電力が半分になったにも関わらず大きな差はない。

Radeon 780Mは、RDNA 3世代のGPUコアを12基搭載し、最大3.0GHzで動作する。AMDによると、Ryzen 7040シリーズAPUを搭載したノートPC製品は、2023年3月に発売されるという。

[Source: VideoCardz

Radeon 780Mのスコアがどれほどのものかと申しますと、

グラボTime Spy
GTX 1650
デスクトップカード
3400前後
Radeon 780M
APU搭載iGPU
2791 (54W)
2486 (25W)
GTX 1050 Ti
デスクトップカード
2300前後

GeForce GTX 1050 Tiデスクトップカードの約1.2倍。1チップのiGPUでありながら、GeForce GTX 1050 Tiを超える性能を備えています。

もちろん、最新のAAAタイトルをプレイするにはパワー不足ですが、軽いタイトルであれば十分にプレイアブルなフレームレートを得られる性能と言えます。

RDNA3

Posted by にっち