AMD、ハイブリッドCPUを投入予定。Phoenix APUでbig.LITTLE構成を採用
AMDは、ハイブリッドCPUを投入する模様です。
AMDが公開している『Processor Programming Reference (PPR) for AMD Family 19h Model 70h, Revision A0 Processors (Zen 4 Phoenix APU)』には、以下のように記されています。
Phoenix APU PPR
0hには『Performance Core』、1hには『Efficiency Core』と書かれており、このCPUが2種類のコアをサポートしていることを示しています。Intelで言うところの『Performance Core』(P-Core)や『Efficient Core』(E-Core)とほぼ変わりありません。(前者に関しては完全に一致)
つまるところ、モバイル向けCPUとなる次期Phoenix APUは、性能を重視した『Performance Core』と、電力効率を重視した『Efficiency Core』の両方を搭載したbig.LITTLE構成のハイブリッド設計を採用する模様です。
海外メディアのTom’s Hardwareは、『Performance Core』がZen 4に、『Efficiency Core』がZen 4cになる可能性があると報じています。